出版社内容情報
従来の伝統的な手法の継承だけでなく、墨の表現の新しい広がりを追求して幅広い世代から支持されている著者が、多様な水墨画の「技」を集成した、「墨」愛好家のための制作ガイド。
内容説明
新しい「墨表現」の扉を開く。日貿出版社創立55周年記念出版。
目次
1章 墨の表現の基本形(表現の基本は濃淡潤渇;墨の量と水の量の調整(三墨法)
筆の用い方1 直筆と側筆 ほか)
2章 何をどのような技法で表現するか(先濃後淡;筋目描き;毛描き ほか)
3章 作品づくりのコツ(技法の組み合わせ;構図を考える(余白等のポイント))
著者等紹介
伊藤昌[イトウショウ]
幼少時より書法家靉翠洋から書画を学ぶ。洋画を山内明、水墨画を卓吾に師事する。1967、宮城県石巻市生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。初個展(宮城県・松島センチュリーホテル)。以後、毎年各地で個展を開催。1994、第6回全国水墨画秀作展大賞受賞。1995、第7回全国水墨画秀作展大賞受賞。2021、第50回個展(小津ギャラリー)。現在、東京水墨画会会長、全日本水墨作家連同人、日美展水墨画部門委嘱審査員、日本水墨院展審査員、墨神会展審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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