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内容説明
『江戸名所図会』の風景を史実などの資料にもとづいて再現することをテーマにしてきた。江戸人のまなざしで、人々の暮らしを温かく見守っている著者の絵は、江戸への郷愁が込められ、あたたかい感情を思い起こさせてくれる。本書には、「名所図会」の技法ならではの俯瞰図に特化した新作30点を収録。特に、長谷川平蔵や千葉周作など、時代小説に登場する人物の居宅や道場なども描いた。
目次
八丁堀―中央区日本橋茅場町、八丁堀辺り
浮世小路―中央区室町三丁目辺り
千葉周作の玄武館―(神田於玉ヶ池)千代田区岩本町二丁目
長谷川平蔵と遠山金四郎の組屋敷―(二人の役人の顛末)墨田区菊川三丁目
寒さ橋(明石橋)―中央区築地七丁目
筋違橋・八つ小路―千代田区神田須田町一丁目辺り
照降町(小網町)―中央区日本橋小網町辺り
日本橋・魚河岸―中央区日本橋辺り
馬喰町の馬場―中央区日本橋馬喰町三丁目
首尾の松―台東区蔵前一丁目辺り〔ほか〕
著者等紹介
永井伸八朗[ナガイシンパチロウ]
1942年東京・日暮里に生まれる。1970年建築デザイナーとして独立する。1972年「江戸絵」第一作目となる日本橋魚河岸の図が完成する。1990年パリ、ニューヨークにて展覧会を開く。その後、個展多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
27
題名の通り令和版。名所図会を現代的な俯瞰図で見る。ちょっと文章と絵でページを戻ったり進んだり大変。この前行った愛宕山をふむふむと見る。2025/03/16
及川まゆみ
5
江戸時代に刊行された「江戸名所図会」をもとに原図と現代地図などを照らし合わせて創作復元したもの。絵がとても細かく江戸時代がイメージしやすい。千葉周作の玄武館は想像できなかったので読んで納得した。時代小説などのお供になってとても楽しい本だった。2022/03/28
とも
1
p42 亀戸天満宮 が1番好き2024/08/24
果てなき冒険たまこ
1
江戸名所図会を作者の人が今風(?)に描き換えてざっくりとした説明を加えてある。。。けどこの画家さんが好きじゃないとなにも面白くない。なので面白くなかった。2022/11/04