出版社内容情報
一輪の花から、全ての花の墨絵の世界が広がる。
はがきを中心に可憐な花姿を、定評ある流麗な筆致で描き上げた入門者のための書。
代表的な花には詳細な描法解説を加えるとともに、文章や俳句も添えて四季の花170種を紹介。
岡村南紅[オカムラナンコウ]
著・文・その他
内容説明
「一輪の花」は墨絵上達のカギ!自然との対話が身につく。花の成り立ちが分かる。墨絵の伝統技法である附立法の基本が分かる。墨の調整と色の作り方が分かる。簡単な用具から多様な表現が生まれる。
目次
序章 花の墨絵入門(用具について;筆の整え方と運筆の基本 ほか)
第1章 春(菜の花・片栗の花;春蘭・山桜 ほか)
第2章 夏(ランタナ・百日紅;凌霄花 ほか)
第3章 秋(コルチカム・秋明菊;桔梗 ほか)
第4章 冬(茶の花・シンビジューム;デルフィニウム・山茶花 ほか)
著者等紹介
岡村南紅[オカムラナンコウ]
1948年福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)に生まれる。1967年県立小倉西高校卒業後、文化学園、カルチャーセンター他で書道、デッサン、水彩画、油彩画を学ぶ。1981年小倉美術学院で斉藤南北先生に師事し、水墨画に出会う。2012年から5年間、武蔵野美大日本画科で学ぶ。斉藤南北先生亡きあと、西日本墨技学院院長及び南北墨画会会長、全国水墨画研究会理事長を務める。内閣総理大臣賞(国民文化祭:川崎町)、文部大臣賞(全国水墨画秀作展)、福岡県知事賞(西日本水墨画公募展)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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