翻訳とは何か―職業としての翻訳

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翻訳とは何か―職業としての翻訳

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816916830
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C0080

出版社内容情報

「翻訳家志望者待望の一冊!」 当代一流の翻訳者が論じる“本格的翻訳論”

翻訳のあり方、歴史上の翻訳者の生涯から、翻訳技術、翻訳市場、現代の翻訳教育産業や翻訳学習者の問題点
まで、総合的に「職業としての翻訳」を論じ、翻訳文化論を展開する。真の翻訳者とは何か、翻訳とは何か、
を伝える翻訳学習者必読本。


 ─ 目次 ──────────────────
  はじめに 真夜中の電子メールとアマゾンの蝶々
  第1章   翻訳とは何か           
  第2章   歴史のなかの翻訳家        
  第3章   翻訳の技術            
  第4章   翻訳の市場            
  第5章   翻訳者への道           
  第6章   職業としての翻訳         
  終わりに 文化としての翻訳         
 ───────────────────────

…翻訳とは本来、新しい情報を取り入れるためのものだ。『蘭学事始』に描かれた『解体新書』の翻訳の過程
こそが、この仕事の原点である。それまでに聞いたことがなく、読んだこともない内容を理解し、読者に伝え
るのが、翻訳者の本来の役割である。だからこそ、翻訳は魅力のある仕事なのだ。… (第6章より)


 ────────────────────────────────────────
  山岡 洋一  やまおか・よういち                        
                                         
  1949年、神奈川県生まれ。経済・経営・金融分野を中心とする出版翻訳と産業翻訳に 
  たずさわる。編著書に「ビジネスマンのための経済・金融英和実用辞典」(日経BP社 
  1996)、訳書に「ビジョナリー・カンパニー」(日経BP出版センター 1995)、「クル
  ーグマンの良い経済学悪い経済学」(日本経済新聞社 1997)、「市場対国家」(日本
  経済新聞社 1999)、「バブルの歴史」(日経BP出版センター 2000)など多数。   
 ────────────────────────────────────────

内容説明

翻訳のありかた、歴史上の翻訳者の生涯から、翻訳技術、翻訳市場、現代の翻訳教育産業や翻訳学習者の問題点まで、総合的に「職業としての翻訳」を論じ、翻訳文化論を展開する。真の翻訳者とは何か、翻訳とは何か、当代一流の翻訳者が論じる本格的翻訳論。

目次

はじめに 真夜中の電子メールとアマゾンの蝶々
第1章 翻訳とは何か(原書と原著の違い;漢文の伝統;汝はいかになしなすか;もうひとつの伝統;伝統との格闘;翻訳の現状)
第2章 歴史のなかの翻訳家(三蔵法師玄奘―古代インド・中国から日本へ;フナイン・イブン・イスハーク―古代ギリシャからイスラムへ;ウィリアム・ティンダル―近代ヨーロッパの大翻訳時代;村田蔵六―近代日本と翻訳)
第3章 翻訳の技術(能力不足という悩み;不足しているのは能力なのか;英文和訳の技術と翻訳の技術;外国語を読む技術;内容を理解する技術;辞書は引いても信じるな;日本語を書く技術;技術以前;意識的な二重人格としての翻訳;翻訳技術の向上のために)
第4章 翻訳の市場(翻訳の需要;翻訳の供給;翻訳需給の恐るべき不均衡;翻訳者の収入;翻訳の好循環と悪循環;隙間産業としての翻訳)
第5章 翻訳者への道
翻訳学習者の奇妙な現実
翻訳教育産業
経験年数の壁)
第6章 職業としての翻訳(在宅勤務の陥穽;独創性と継承;全体性と分業;世界語としての英語と母語としての日本語)
終わりに 文化としての翻訳

著者等紹介

山岡洋一[ヤマオカヨウイチ]
1949年、神奈川県生まれ。経済・経営・金融分野を中心とする出版翻訳と産業翻訳にたずさわる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

12
プロの翻訳家から勧められた本。結構な数の翻訳関連本を読んできたが、これ程内容が濃いのに出合ったことがない。閉鎖的な翻訳業界をここまで正確に俯瞰出来る人は著者しかいないだろう。全編に渡って翻訳の難しさを詳述。歴史的背景と歴史的な翻訳家、技術論、市場状況、翻訳家としての心構えや姿勢等、多岐に渡る内容に鋭い考察が随所に見られる。業界をサッカーボールを全員で追っかける子供と例えるあたりは脱帽。様々なことに感銘に近い刺激を受けた。読了後、気になりウィキペディアを一瞥してみると、残念にも2011年に死去。合掌。2019/08/31

takao

4
ふむ2023/12/06

doji

4
翻訳家としての矜持に満ちた本だなあと思った。英語教育が普通にある日本ならではの仕事としての翻訳のみられ方については納得。翻訳の難しさ、奥深さ、そのままならさについての記述が多いのだけれど、それだけ著者の謙虚さを感じてしまう。そしてさすがに文章がうまい。2019/04/15

さとう

3
読んでおいてよかった。古くならない内容だった。2018/06/15

Tomoko 英会話講師&翻訳者

3
職業としての翻訳、改めて好きじゃないとやっていけないなと思った。目指す分野の知識と経験をうまく積み重ねていきたい。2015/05/22

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