内容説明
子育て・介護・病気治療と仕事との両立、ストレスや残業のない労働環境の整備など働く現場の課題と対策を産業医がポイント解説します!
目次
産業医の仕事―健康を守るため現場に応じて助言
健康管理―仕事にメリハリつけ計画的な休暇を
人間関係―業務の明確化で役割分担
組織改革―緩やかな変革でストレス軽減
労働時間―実態に即した業務の見直しを
就業措置―健診を情報源に環境改善
災害時の健康管理―心理的異変をチェック
健康経営―企業で取り組み、付加価値を
プレゼンティーズム―しっかり把握し、力引き出す処方箋を
ワークライフバランス―周囲の協力で働き方を工夫〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なるみ(旧Narumi)
30
図書館新刊本コーナーにて。最近仕事で産業医の先生と接することが多いので、改めて知識を得たいと読んでみました。職場での具体的な症状と対応事例が30程載っていて、読みやすくて、わかりやすかったです。2019/12/08
kitten
10
図書館本。普段、あまり関わることのない産業医がやってることについて。私の職場にも産業医の巡視があり、鬱陶しいと思われることもあるようだけれども、労働者の安全や健康のために、ちゃんと会社に意見してくれる存在でもある。検診やストレスチェックは個人でみるのはもちろん大事だけど、全体で見た時に「あの部署はストレスが多い」と判断できるのは産業医の力が必要だろう。この本では成功事例ばかり集められていたが、職場がうまく対応できなかった事例もたくさんあるんだろうな。2021/12/20
kenitirokikuti
9
図書館にて。福岡にある産業医科大学編(私立だけど、運営費は(厚生)労働省方面から出ており実質的には国立)。2018年に西日本新聞掲載のコラムをまとめたもの▲睡眠負荷は眠気感よりも休日のオーバースリープで判別/フクシマの原発労働者、放射能被ばくよりもまず熱中症が危険。対策され福島第一は熱中症対策優良事業所に(それもどうなの…)/「高次脳機能障害」。これ脳梗塞を起こしたルポライターの鈴木大介の本にもあったな。本書の例は、知能には問題ない軽い記憶障害。疲れではないので、単純な「回復」はない。2019/09/23
affistar
3
西日本新聞に掲載されたコラムを基にした本です。どのトピックも読みやすかったです。働き方改革といわれると、残業を無くす、長時間労働を無くす、ということにスポットがあたりやすいです。しかし、職場環境の改善(荷台を用意することでしゃがんだまま作業しなくて済む、防塵マスクを準備するなど)や、その人に合った部署への転換、医者に行くように勧める、など様々な観点からも働き方改革ができると知りました。実例が多く出ているので、産業医の役割も理解しやすかったです。2020/01/26
ポジー
3
コラムとしては短くなって短く簡潔で頭に入ってきやすかった。一方である意味当たり前のことと思える内容で、安心感があったのと合わせて新鮮味はなかったかもしれない。2019/07/27
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