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出版社内容情報
日本西洋料理の先駆者、草野丈吉。幕末の長崎の食事情など、日本西洋料理の黎明期の記録をさまざまな文献を基にまとめた研究書です。
永松実[ナガマツミノル]
1950年生まれ。前長崎市歴史民俗資料館館長。かつて出島の発掘にかかわり、また長崎くんちではテレビ解説などをおこなう。著書は「川原慶賀と弟子の作品について」『秘蔵浮世絵大観』第8巻(講談社・1989)、「発掘された食文化の洋風化について」『長崎出島の食文化』(親和銀行・1993)、「漆工芸青貝屋武右衛門の注文帳」『シーボルト研究?」(八坂書房・2003)など
内容説明
長崎出島オランダ総領事の料理人だった草野丈吉は、五代友厚(才助)のすすめで小さな洋食専門店をオープンした。そのあと自由亭“JEUTEI”という屋号で、大阪、京都、神戸に進出。自由亭は日本西洋料理の魁となった。
目次
1 洋食以前―タブーの食文化(南蛮人の来航と肉食;文献にみる日本人の肉食 ほか)
2 日本初の洋食屋―長崎の自由亭(オランダ総領事専任コック召使丈吉;六畳一間の洋食専門店 ほか)
3 自由亭の洋食―大阪、京都、神戸、そして長崎(大阪の自由亭;京都の自由亭 ほか)
4 居留地の洋食事始め―下田・横浜・箱館・新潟・築地(ペリー来航と日米の餐応;下田港とハリス ほか)
5 自由亭その後―エピローグ(自由亭主人没する;その後の自由亭)
著者等紹介
永松実[ナガマツミノル]
1950年生まれ。前長崎市歴史民俗資料館館長。かつて出島の発掘にかかわり、また長崎くんちではテレビ解説などをおこなう
坂本洋司[サカモトヒロシ]
1946年生まれ。西洋料理現代の名工の表彰を受ける。全日本司厨士協会長崎県本部会長。飲食業さかもとグループの経営、また現役シェフのかたわら、文献史料の料理再現、研究など、長崎の食文化における発言も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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