内容説明
がらくた達に手がある、足があるっ。第2回みなまた環境絵本大賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
39
絵が気に入って図書館から。100年以上たつ古い蔵が壊されることになり、中にある古道具が捨てられるのを阻止するために、蔵は江戸時代へワープ。直し屋さんたちかっこいいね。最後のページにくまモンを見つけて(?)と思ったら、第2回みなまた環境絵本大賞作品で、受賞したお話を絵本化したものなのかな?2021/03/06
千穂
32
古道具もなおせばまだまだ現役。働ける。物を大事にする心をはぐくむ絵本。古道具たちの表情が何とも良い。私の生家も古い蔵があった。ちょっと怖くもあったけど、よくわからない品が色々あって宝探し感満載だった。みなまた環境絵本大賞。2018/11/30
ヒラP@ehon.gohon
24
土蔵の中に納められていた古道具といえば、とてもしっかり者たちです。 手直しすれば立派な骨董品。 現代の道具とはわけが違います。 その着眼点と描き方が見事です。 修繕する職人さんの心意気も伝わってきました。 土蔵も壊されずに済んで良かったです。2023/11/15
たまきら
18
「これ、また読みたいなあ」と本棚から引っ張り出してきました。蔵がギャラリースペースになっているエフに出入りしているので蔵が壊されるなんて言語道断、なオタマさん。きれいな新しい家に住んでみたいな…と言いつつも親の好みの古い長屋賃貸生活も悪くないんだそうです。2016/04/12
ゆう
11
蔵の中におかれたままの古いどうぐたちが、江戸時代にタイムスリップして、なおしてもらってまた使ってもらう。道具を大切にしたいなぁと思わされる絵本。絵が地味なような気もしますが、そこが物語にぴったり。2014/04/08