内容説明
生きることは食べること、食べることは生きること。「性」と「生」と「食」はつながっているのです。
目次
第1章 生を見つめて(性から生へ、生から食へ;私はあなたを愛するために生まれてきました;そこにいるだけでいいんだよ;無限の可能性をもつ子そもたち;命が大切ではなく、あなたが大切;生ましめんかな)
第2章 セックスと若者(子どもたちの性の現実、その理由;本当に助けが必要な子どもたちに;集団指導の限界;小集団指導の可能性;もの分かりのいいフリ)
第3章 愛を食べて育つ(手のかからない子に手をかけて;育てたように育つ;授乳の風景;ふれあいのオーラ)
第4章 心のバトン(体の空腹と心の空腹;頑張らない、我慢しない、無理しない;人は愛されて人になる―子どもの権利;みんなで育てる)
第5章 食卓の力(先に死にゆくものとして;一人で生きる力;究極の体験学習;一番のごちそうは「ひもじさ」;内田流、いい子育て半歩先宣言;子どもがつくる「弁当の日」;大学生にもひろがる「弁当の日」)
第6章 私の家族(長女の一人暮らし;長女の二十歳の誕生日に;内田家のサンタクロース;大切な大切な家族)
終章 親になる前に(私の思春期―恥ずかしさの意味;泣くなんて恥ずかしい;調査データに見る子どもたちの「性」;赤ちゃんの力;オキシトシン;我慢の力;子どもの食の現実;弁当の日+大学生の可能性)
著者等紹介
内田美智子[ウチダミチコ]
助産師。1957年、大分県竹田市生まれ。国立小倉病院附属看護助産学校助産師科卒。1988年から内田産婦人科医院に勤務。夫は同医院院長。同院内で子育て支援の幼児クラブ「U遊キッズ」を主催。「生」「性」「いのち」「食」をテーマに全国で講演活動を展開。思春期保健相談士として思春期の子どもたちの悩みなどを聞く。九州思春期研究会事務局長、福岡県子育てアドバイザー、福岡県社会教育委員
佐藤剛史[サトウゴウシ]
九州大学農学部助教。1973年、大分県大分市生まれ。九州大学大学院博士課程修了。2003年から九州大学農学部助手。専門は農業環境経済学。食、農業、環境に関する講演やワークショップを幅広く展開。特定非営利活動法人環境創造舎を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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