内容説明
本書では中小企業の経営に関心を持つものとして、人口減時代に中小企業はどのような経営の舵をとらなければならないかを、利益の拡大を目的とした差別化戦略と財務バランスの強化とキャッシュフロー重視を訴え、次いでキャッシュフロー計算書の作成とその応用を解説し、従業員５００人以下ぐらいの中小企業の経営に貢献しようとするものです。
目次
第１章 人口減、大競争時代の経営ポイント
第２章 儲ける仕組みづくり
第３章 差別化の仕組み
第４章 今からの資金計画
第５章 銀行との関係
第６章 資金繰りがいよいよ厳しいとき
第７章 粉飾決算を見抜くポイント
第８章 キャッシュフロー重視と軽視の事例
第９章 キャッシュフロー計算書の作成と活用
著者等紹介
米田一雄［ヨネダカズオ］
１９６０年九州大学法学部卒。商社、機械メーカーを経て７３年税理士、中小企業診断士の資格取得。７６年に米田会計事務所を、８８年に（株）米田経営研究所を開設。税務、経理の専門分野に加えて、収益向上に貢献する経営アドバイザーをめざす。さらに、実践的なコンサルタントとして、日本経済新聞社をはじめ、九州生産性本部、日本経営協会、各地商工会議所および金融機関、民間企業の講師でも活躍中。最近は、相続対策や事業継承にも注力
米田康一［ヨネダコウイチ］
１９９０年明治大学卒業。金内税理士事務所を経て、９７年税理士資格を取得。単に知識理論だけでなく、現場で培われた実践的な税務、経理の知識を生かし、クライアントの指導を行っている。特に法人税法上問題となりやすい、交際費、役員報酬、同族会社間の取引について精通し、最近では業務上不可欠なパソコン、インターネットを取り入れ、様々な管理、消費税の処理等の指導を行っている。社団法人日本経営協会において決算書の読み方、法人税、所得税等のセミナー講師をはじめとし、銀行等の講習会を行い、わかり易い指導には定評がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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