内容説明
涙と笑いの講演で全国をとびまわる一人芝居先生が子育てに夢とロマンを持つための具体的なヒントを提唱。
目次
自分を誇れる子どもにしよう。
自由自在に変えられるのは自分だけ。人を変えるのに時間をかけるなら自己変革の旅に出た方がいい。
親の背中で子どもは育つ―映画「アラバマ物語」から。
ゴルフ・ボウリング熱は、今でも冷めない。個人の伸びは、明日の元気につながります。人と比べるのではなく、その子の成長に目を向けよう。
すぐれた日本語をどんどん暗唱させよう、流行の歌でもOK。
覚えたものは、貯金せず、だれかに話してあげよう。「入力」の学力だけではだめ、それを生活に生かしていく「出力」の学力にこだわろう。
「早くしなさい」は効果なし。「このまま寝ないと明日どうなると思う」と考えさせた方がいい。
「待つ」文化は、弱者にやさしい。「忙しい」は、心がほろんでいくだけです。子どもの成長をゆっくりと見つめてあげよう。
はじめて見る山、はじめて見る川、はじめて泳ぐ海。原体験はたのしい方がいい、最初の出会いが大切。
親からの子への最高の贈り物とは?それは、子どもを読書好きにしてあげられること。〔ほか〕
著者等紹介
福永宅司[フクナガタクジ]
1959年生まれ。福岡市在住の元小学校教諭。その22年間の教師生活では、学力保障と人権教育にこだわり、創造的な実践を展開してきた。福岡市同和教育研究会・研究部長を歴任。97年からは人権啓発活動の「一人芝居」を始める。「子育て、学校教育講演」「一人芝居」は、「映像が見える語り口調だ」と口コミで話題を呼び、土・日を中心に全国で行ってきた講演は500回を超えた。2004年4月に「子どもの学び館」を創設。ファミリーコンサート、レクリエーション、読書教育など地域の子育てネットワークづくりにも力を注いでいる。子どもの学び館、子育て支援研究所、一人芝居主宰。一人芝居の主な演目「学校」「15才学校4」「クリスマスキャロル」「兎の眼」「もも子」
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