内容説明
藍染めのルーツに迫る渾身の実写記録。見た、触れた、中国少数民族ミャオ族の魅力あふれる手仕事のすべて―。染色・整理加工技術、技法の解説と750枚のカラー写真を収録。
目次
苗族のピカピカ布
ロウ描き藍染
プリーツスカート
交織布の後染
苗錦の草木染
絞り染
しぼ
〓家(ガアジャー)の人々
著者等紹介
鳥丸貞恵[トリマルサダエ]
1940年岡山県生まれ。1964年~2001年福岡県の試験研究機関に勤務、コンピュータ導入、手織技術、天然染料などの研究をデザイン・ツールとし、関連業界への技術支援を行う。2002年~大阪芸術大学通信教育部教授
鳥丸知子[トリマルトモコ]
1969年福岡市生まれ。2000年中国・東華大学(中国紡織史)修士取得。2001年~同上(中国紡織科学技術史)博士課程在籍
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感想・レビュー
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此枝
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モン族の刺しゅうに興味があり本を探したところ、日本語で出版されている本は僅かしかなく、その中で図書館で借りることのできたこの本を読んだ。結論から言うと、この本では刺しゅうについては取り扱っておらず、主に藍染めなどの染めと独特の光沢をもつ布の仕上げ方などを扱っている。嫁入り道具となる藍染めの文様の見事さには魅入られずにいられない。目的だった刺しゅうは載っていなかったのに、非常に満足度の高い本だった。モン族=刺しゅうと思っていた認識を改めさせられた。美しい手仕事と、それ追いかけた丁寧な取材に感嘆の一言である。2016/12/09