感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もとむ
21
西武、ダイエー(現ソフトバンク)で活躍したスラッガー、秋山幸二の自伝を再読。やっぱり自伝は面白い。秋山ほどの大選手でもドラフト外で入団し、色々な努力をコツコツ積み重ねた結果、日本を代表する選手に…勝手に勇気をもらえる。当時、南海からの負け犬体質を拭いきれないダイエーを強いチームにするため、西武から引き抜かれ、バッティングスタイルを「長打より進塁打」に変えた勇気に感銘を受けた。「チームを差し置いて、自分の理想だけを追いかけるわけにはいかない」←耳が痛い💦そして悲願の優勝後、後輩の藤井将雄の逝去…泣けました。2025/03/18
北本 亜嵐
11
私が大好きな野球人・ソフトバンクホークス監督の秋山幸二氏。現役を引退する時に書かれた自叙伝。秋山選手のホームランと華麗な守備を見たくて、西武球場(当時)の通ったことや日本シリーズでの2度のバック宙を見たこと、トレードで泣いたこと…この本には自分の「青春の一部」が書かれていると言っても過言ではなく、何度読んでも泣いてしまう。選手として監督としても偉大な氏をこれからも応援していきたい。2014/10/03
Humbaba
5
誰であっても、ずっと若い時の状態を維持できるわけではない。トレーニングによって別の場所を補うことによりある程度までは状態を維持できるかもしれないが、それにも限界がある。何を持って限界と判断して、次のステージに向かうのか。それを決めるのが自分自身であるというのは、辛いかもしれないが他者に決められないという意味では幸福なことでもある。2014/08/15
ふみら
3
秋山幸二が現役引退後につづった自叙伝。ホークスへの移籍がなければ、通算成績ももっと良かったかもしれない。しかし、秋山がホークスに与えた影響は計り知れないものがある。秋山なくして今のホークスはない。「余計なことはしゃべらず、プレーで自分を表現する。」まさにそんな野球選手だった。ドラフト外での入団・・・今ではない制度だけに、何がいいんだかよくわからんね。。余談だが、今まさに行われてるソフトバンクとDeNAの日本シリーズで解説をしていたが、よくしゃべる中畑清と対照的で面白かった。2017/11/04
early_tosh
3
西武時代からずっと好きだった郷土の英雄。 裏話もあり、楽しめた。2012/05/09
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