内容説明
混迷の社会でこそ輝きが。社会主義体制化の社会で、人としての誇りを矜持しつつ、高らかに「歌声」をあげてきた人々がいた。1965年の夏に見た輝き。
目次
第1章 嗚呼シベリア鉄道
第2章 バイカル湖のほとり
第3章 モスクワ探索
第4章 ペテルスブルク夜話
第5章 ウクライナの古都
第6章 黒海に遊んで
著者等紹介
加来宣幸[カクノブユキ]
1931年1月3日、島根県大原郡木次町で生まれる。国学院大学文学部中退、福岡学芸大学(現・福岡教育大学)卒業。北九州市、筑豊地区で24年間、小学校、中学校(指導主事)、16年間の福岡県教育庁勤務。県教育庁同和教育課長、県立社会教育総合センター所長、県立福岡養護学校長を経て県教育庁退職後、6年間、太宰府市民図書館長。現在、1999年から福岡教育大学非常勤講師(教師入門)担当。福岡県同和・人権啓発研修講師団運営協議会座長。福岡県同和教育副読本『かがやき』監修者。伊都国文化水平塾塾頭。日本児童文学者協会会員。現代人形劇センター理事など勤める
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