内容説明
筑後と九重高原を舞台に大河が結ぶ壮大な人間ドラマ。「馬や牛でも少しはうまいものを食っている」と嘆かせた時代、農民は筑後川を遡って行き湿原の開拓に挑む。どん底の中でも彼らは次代を担う子らに正しく生きるための仕事と知恵を授けた。これは、明治の先輩から悩める現代人に贈る励ましのメッセージでもある。
目次
序章 筑後川源流
第1章 暴れ川
第2章 新天地
第3章 開墾
第4章 奮起
終章 開拓者魂は永遠に
著者等紹介
古賀勝[コガマサル]
1938(昭和13)年5月17日、久留米市荒木町に生まれる。1957年3月久留米市立久留米商業高校卒業。同年4月、ラジオ九州(現RKB毎日放送)入社。1994年久留米支社長に赴任、ラジオドラマで筑後川をテーマに「筑後次郎むかし物語」制作に従事。1998年退社
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。