内容説明
死者・行方不明４４人、日本の火山災害史上稀にみる大被害をもたらした普賢岳噴火。平成２年１１月から約５年にわたった普賢岳災害の実像に迫るドキュメント。
目次
第１章 百九十八年ぶりの噴火
第２章 思い出の貝島炭砿時代
第３章 島原地震火山観測所の生い立ち
第４章 ６・３大火砕流前夜
第５章 闘いの日々
第６章 終息へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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雲仙平成噴火の災害のまっただ中で、その時、誰が何を考え、何をし、何をしなかったか・・・噴火を通じて最前線で防災に関わられた太田先生が語る生々しいエピソードが、迫力ある文章で回顧録的にまとめられた一冊。中盤以降の雲仙平成噴火が始まってから終息するまでの話から、地元火山学者として責任をもって防災に関わるうえでの困難・苦悩が、迫力ある文章から伝わってくる。2013/08/11
