羔心游歴―河北倫明聞書

羔心游歴―河北倫明聞書

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  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784816703140
  • NDC分類 702.16
  • Cコード C0023

内容説明

戦時下の昭和18年、若き美術評論家河北倫明は同郷の画家青木繁の本格的研究に着手し、続々と評論を発表。これによって、まだ知られていなかった天才画家青木の作品は脚光を浴び、急速に評価が高まった。倉庫に埋もれていた「黄泉比良坂」の発見など、青木研究の興味深いエピソードの数々。戦後、公共の文化施設が何もなかった時代から、現在の地方美術館群立の時代まで、美術文化の基礎づくりに力を注いできたその道のりをつぶさに語る―。

目次

倫雅美術奨励賞
明善美術部
京大でも美術部
美術研究所に入る
青木繁を選ぶ
美術研究所復帰
国立近代美術館開館
横山大観
日展の三山
北京で日本画展
新生中国の美術
日ソ美術交流
メセナの先駆者
工芸の東西比較展
異色の水墨画家
野外彫刻展
地方美術館時代
シルクロードの旅
美術展の河北賞
河北倫明略年譜〔ほか〕

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