韓国現代史の深層―「反日種族主義」という虚構を衝く

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  • サイズ A5判/ページ数 341p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784816620027
  • NDC分類 221.07
  • Cコード C3022

内容説明

過去70余年、誰が権力を握り、誰が民衆を抑圧してきたか?韓国の支配エリートを構成する親日派の歴史的起源を掘り起こし、『反日種族主義』の虚構を明らかにする実証的韓国史。

目次

1章 民衆は国を失い、国は主人を失って―植民地と分断(独立と開化のジレンマ―安重根/尹致昊/日露戦争;朝鮮の近代化と解放の二つの道―共産主義/キリスト教;再び8・15の性格を問う―光復節/建国節/分断/信託統治;大韓民国 保守の期限―米軍政/韓民党/親日警察;なぜ国家保安法は憲法の上に君臨してきたのか?―政府樹立/左翼粛正/国家保安法)
2章 「自由世界」の最前線―国家宗教になった反共・親米(朝鮮戦争が残したもの―制限戦争/爆撃/反共国家;大韓民国は越南者たちが作った―信川虐殺/反共主義/宣教奇跡;反共が国是になった理由―自由党/不正選挙/金昌龍;韓米関係は外交関係か?―血盟/駐韓米軍/戦時作戦権/;なぜ日本は謝罪しないのか?―歴史問題/請求権/日韓協定)
3章 「闘いながら働いて、働きながら働え」―近代化の影(復活する植民統治 朴正煕の維新とその後―満州人脈/維新憲法/公安統治;教育天国と教育地獄―家族/学歴看板/教育爆発;なぜ大韓民国は「財閥共和国」になったのか?―対北競争/財閥形成/労働弾圧;偉大なる民主化運動はなぜ半分だけ成功したのか?―民主化運動/グローバル化/新自由主義)
日本語版への補論 日本における『反日種族主義』旋風を批判する
解説 「反日種族主義」という虚構を越えて―過去への懴悔と新時代への決意があるというなら、誰もが読まねばならない

著者等紹介

金東椿[キムドンチュン]
1959年、慶尚北道生まれ。社会学者。ソウル大学大学院で社会学博士学位を取得。『経済と社会』編集委員長、参与連帯政策委員長、真実和解のための過去事整理委員会常任委員などを歴任。現在聖公会大学社会学部教授

佐相洋子[サソウヨウコ]
東京都出身。慶応義塾大学文学部史学科卒業。横浜市立学校に教諭として勤務。退職後、韓国の梨花女子大学言語教育院に留学し、韓国語を学ぶ。恵泉女学園大学大学院平和学研究科修士課程修了

李泳采[イヨンチェ]
1971年韓国生まれ。1998年来日。東京大学大学院法学研究科研究生、慶応義塾大学大学院修了。専門は日韓・日朝関係。現在恵泉女学園大学大学院教授。韓国の現代史を語る市民講座の講師、日韓市民交流のコーディネーターとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ミネチュ

2
大韓民国の1945~2015を著者 金東椿の視点でまとめた本+反日種族主義への批判という構成になっています。 この本の主張(大韓民国の1945~2015の部分)を私が一言でまとめるとするなら、「日帝(大日本帝国、あるいは日本帝国主義)は1945年に日本では消滅したが、大韓民国として生き残っていた」です。少なくとも民主化以前の大韓民国とは日帝そのもの!大韓民国建国から朴槿恵時代までの現代史を知るにはとても良い本です。しかし補論の「日本における『反日種族主義』旋風を批判する」は読んでも全く頷けない主張でした。2020/11/23

まさやん510

1
韓国現代史を丹念に振り返り、現在の韓国における様々な問題(財閥の問題や政権の腐敗等)の原因が、韓国の成立過程や近代化の過程において、植民地の過去が清算されないまま、米国主導のサンフランシスコ体制、日帝末期植民地ファシズムに協力した勢力がそのまま維持されていることにあることを鋭く指摘している。 日本語版への補論「日本における『反日種族主義』旋風を批判する」も、問題点を端的に指摘し、「『反日種族主義』は虚構だ」とハッキリ言い切っていて良い。2020/08/04

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