目次
1章 2011年3月11日―福島から(3・11、見えないものに追われて;あらためて思う、「多様なこと」は豊潤なこと;3・11原発/解雇/放射能/そして;5日目の朝がきた ほか)
2章 出会いをつなげる(しがらみ、なりゆき、あきらめの中での、一人ひとりの選択を大切にしたい―母性・フェミニズム・優生思想;グリーナムの女たちから福島の女たちへ)
著者等紹介
近藤和子[コンドウカズコ]
1944年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修了。核・原発・女性問題を中心に批評活動
大橋由香子[オオハシユカコ]
1959年生まれ。上智大学文学部社会学科卒業。フリーライター・編集者
大越京子[オオコシキョウコ]
福島県出身。イラストレーター。介護福祉士。デイサービスに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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後藤良平
2
16人の女性が、語っている。前半は、原発近くから逃げて10箇所も住むところが変わった人、簡単に逃げれなかった障害を持った人、チェルノブイリ事故のあとベラルーシの子供たちを里親として受け入れていた人が受け入れできなくなったこと。読み進むと、被爆で障害が出るという表現は、障害者差別に通じること。産む産まないの選択、検査が普及したことにより障害が出そうとなると中絶する人が増えた現実など、重い話の連続。何が正しいのかわからない。とにかく国は最低汚染度の測定、甲状腺検査はすべきと思う。年間No.113榴岡図書館2021/09/26
tu-ta
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読書メモのURLはコメント欄に 2013/04/19
tu-ta
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大橋さんの文章「しがらみ、なりゆき、あきらめの中での、一人ひとりの選択を大切にしたい」がとてもよかった。 読書メモのURLはコメント欄に 2013/04/13