内容説明
釈尊は、人は「生まれ」によって差別されてはならない、と説いた。視えない差別、ジェンダーの縛りに勇気をもってチャレンジする女性たちの切実な声をつたえる。
目次
第1章 シンポジウム ジェンダーイコールな仏教をめざして(シンポジウム「ジェンダーイコールな仏教をめざして」によせて(菅原征子)
イントロダクション(川橋範子) ほか)
第2章 仏教と共に生きる女性たち(だから、寺族は駄目なんだ。(瀬野美佐)
なぜ、今、「ジェンダーかるた」なのか(藤場芳子) ほか)
第3章 「女たちの如是我聞」より(「女たちの如是我聞」(瀬野美佐)
私を突き動かすもの(山内和子) ほか)
第4章 女性と仏教をめぐる小論(夢告の偈文を考える(井上啓子)
南無の道はひとつ―ある女性行者の衆生救済(小林奈央子) ほか)