内容説明
2009年1月、初のアフリカ系、バラク・オバマ新大統領が登場した。オバマはさまざまな難問に果敢に取り組み、ブッシュ前政権8年の負の遺産をできるだけ早く払拭しようとしている。本書は、アメリカの主な分野の近況とそれについてのオバマ大統領ないし新政権の考え方や施策を紹介する。オバマ新大統領のもと、アメリカはどこへ向かおうとしているのか―。
目次
1章 アメリカは衰退し始めたのか
2章 民主主義政治の根本的見直しが必要
3章 「カジノ資本主義」の行き過ぎ是正を
4章 社会への影響力失い始めた宗教
5章 「キリスト教国」アメリカにおける戦争と平和
6章 歪んだ形のキリスト教をめぐる動き
7章 ネオコンとは何だったのか
8章 新しいアメリカはどこへ行く
著者等紹介
蓮見博昭[ハスミヒロアキ]
現在、恵泉女学園大学名誉教授。1933年、東京生まれ。東京外国語大学(欧米第一課程)卒業後、時事通信社入社、ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン特派員、解説委員、出版局長などをつとめる。1989年以来、恵泉女学園大学・英米文化学科教授(アメリカ政治担当)、2001年より同大学の大学院教授を兼任。04年3月、同大学を退職後、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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