内容説明
本書では一九世紀から二〇世紀を経て二一世紀の初めに至る時期の国際関係の歴史を、そこに登場する人間を中心に描き、レーニン、ヴィッテ、ストルイピン、スターリン、モロトフ、マイスキー、ローズヴェルト、ホプキンズ、ハリマン、チャーチル、イーデン、ビーヴァーブルック、トルーマン、エリツィン、プーチンなどがどのように行動したのかを検討している。
目次
人間とは何か
第1部 革命・戦争・平和とレーニン(貴族から革命家へ;ヴィッテ、ストルイピンとレーニン;革命・戦争とレーニン ほか)
第2部 第二次大戦とスターリン、ローズヴェルト、チャーチル、トルーマン(二〇世紀の三つの大戦争と第二次大戦の性格;米英ソ大連合の性格と冷戦の起源;独ソ戦勃発から米英ソ大連合結成へ ほか)
第3部 ソヴェト体制とエリツィン、プーチン(米ロ関係・米ロ社会とロシアの将来;エリツィン時代―一九九一‐二〇〇〇年;世界史とロシア史の中のエリツィンとプーチン)
二〇世紀の教訓と二一世紀の課題
著者等紹介
中西治[ナカニシオサム]
1932年生まれ。東京大学大学院社会学研究科国際関係論専門課程博士課程修了。神奈川大学外国語学部助教授を経て1977年4月より創価大学文学部教授兼創価大学大学院文学研究科教授。前文学部長・副学長補。特定非営利活動法人地球宇宙平和研究所理事長
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