内容説明
本書は、６０年以上前の当時の日本国民がヒトラー・ユーゲントをどのように見、どのように迎えたのか、主として、当時の新聞記事や外交文書、青少年団資料を手がかりに、ヒトラー・ユーゲントの巡歴した全国各地の対応を明らかに、その熱狂と興奮の背後で進行した青少年団の統合化・一元化の意味を問うてみた。
目次
第１章 ヒトラー・ユーゲントとは？
第２章 日独青少年団交歓事業の経緯
第３章 日本の青少年団代表のドイツ訪問
第４章 ヒトラー・ユーゲントの来日
第５章 全国巡歴―各地の対応
第６章 ヒトラー・ユーゲント来日の影響
終章 日独青少年団交歓事業のその後
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろただでござる
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そんな歳やないから見てませんが大変な歓迎ぶりですねぇ。「秋田県花輪駅では女学生群が車窓に詰め寄ってサイン攻めにしたためホトホト弱ってしまった」っていつの世も変わらんなぁ…。取材する新聞記者やカメラマンのダメっぷりも今と変わらんなぁ…。若者は純粋な所からユーゲントに染まっていったと思っていたけど徹底した教育の賜物でした。祖国の為と思っていたのが結局は老人たちに利用されただけのようです（これは日本の青年団も同じ）。コスプレするくらいヒトラー好きの近衛総理はユーゲントたちと手を繋いで楽しそう。2016/12/25
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