内容説明
江戸思想の本質は儒学ではなく、家康と柳生宗矩によって確立された「無刀の精神」にある。―本書は「剣は思想である」という発想のもと、家康から慶喜にいたる歴代将軍と柳生との関わりを通して“江戸思想を哲学する”。
目次
第1部 江戸思想と柳生新陰流(徳川家康と柳生新陰流;二代将軍・秀忠時代;三代将軍・家光と柳生宗矩 ほか)
第2部 宗矩以後の柳生新陰流(三代将軍・家光と剣術;四代将軍・家綱時代;五代将軍・綱吉時代 ほか)
第3部 中期徳川将軍と柳生新陰流(八代将軍・吉宗時代;九代将軍・家重時代;十代将軍・家治時代 ほか)
第4部 後期徳川将軍と柳生新陰流(十二代将軍・家慶時代;十三代将軍・家定時代;十四代将軍・家茂時代 ほか)



