目次
序章 「大迫害」直前のローマ帝国とキリスト教
第1章 帝国支配身分とキリスト教(古代ローマにおける社会移動;属州総督にみるローマ支配体制の変質過程;紀元三世紀の危機と時代意識)
第2章 紀元三、四世紀におけるキリスト教と帝国支配身分(元老院身分;騎士身分)
第3章キリスト教皇帝フィッリップス・アラプス(「ローマ建国一千年記念祭」とフィリップス・アラプス;「キリスト教皇帝」フィリップス・アラプス;学説批判および結論)
第4章 皇帝ウァレリアヌスとキリスト教迫害(時代背景;「ヘルマモン宛て書簡」)
第5章 皇帝ガッリエヌスとキリスト教公認勅答令
終章 「キリスト教ローマ帝国」への道