出版社内容情報
■日本の農業の現状を知る
日本の農業は、今まさに大きな岐路に立たされています。昨今の米の高騰に見られるように、各分野で歪みが見られます。高齢化が進み、農業従事者の平均年齢は70歳近くに達し、後継者不足が深刻化、さらに、耕作放棄地の増加や食料自給率の低下、気候変動の影響など、多くの問題が山積しています。本書では、様々なデータをもとに、日本の農業の現状をつまびらかにし、取り組むべき課題を探っていきます。
■農業の今後、可能性について検討
農家の大規模化、植物工場による安定供給、スマート農業やドローンの活用といった新たな技術革新も進んでおり、日本の農業が再び活力を取り戻す可能性も秘めています。本書では、新たな試みや成功事例を取り上げ、持続可能な農業の在り方を探ります。
■日本の食と農を未来へつなぐために、どうすればいいのか?
農業従事者はもちろん、食の安全に関心のある方、農業ビジネスに携わる方、また、これから就農を目指す方などにとって、日本の農業の今を知り、今後の展望を持つことができる内容になっています。日本の農業が今後も持続できるように、私たち一人ひとりが農業の未来を考えることからはじめてみませんか。
【目次】
第1章 日本の農業の現状と課題
第2章 新たな農業経営と就農の潮流
第3章 農産物をめぐる内外の動向
第4章 持続可能な成長をもたらす農業とは
第5章 スマート農業は未来を拓くカギとなるか
第6章 各方面から進む6次産業化の動き
【目次】
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- 和書
- 関ケ原合戦の深層