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出版社内容情報
毎年やってくる耐え難いほど暑い夏、大型のまま北上し被害を拡大する台風――地球温暖化はなんとか止めなければならないと誰もが考えているはず。その重要なアプローチの一つがカーボンニュートラルです。自分や家族、子どもたちの将来のために興味を持つ人が増えています。
■温室効果ガス削減の取り組み
地球の温暖化の直接の原因が二酸化炭素にあるかどうかは、まだ、はっきりとはわかっていません。しかし、二酸化炭素に温室効果があることはわかっています。本書では、温室効果ガスの削減に向けて、日本と世界各国、国際的な取り組みがはじまっているところから解説しています。
■切っても切れないエネルギーとの関係
日本では現在、二酸化炭素を排出するエネルギー源が主となっています。本書では、経済安全性を担保するためにも持続可能な再生可能エネルギーが求められること、伸びしろのあるエネルギー源や関連技術、それらの課題について解説しています。
■カーボンニュートラルの中身
本書では、カーボンニュートラルの中身にあたる、カーボンリサイクル、ネガティブエミッション、二酸化炭素の分離・回収・輸送・固定する技術、二酸化炭素のエネルギー化や製品化の試みを解説するとともに、カーボンニュートラルをサポートする蓄電や畜エネルギー、省エネルギーなどの技術を解説します。
■カーボンニュートラルへの具体的な取り組み
製造業や輸送業にとって、カーボンニュートラルはコストに直接かかわります。本書では各業界、各産業の取り組みとともに、SDGs(持続可能な開発目標)、 ESG投資(環境に配慮した経営を行う企業への投資)、政府による脱炭素化への補助金と支援について解説しています。
【目次】
Chapter 1 カーボンニュートラルで世界を変える
Chapter 2 カーボンニュートラルを目指す日本と世界の動き
Chapter 3 カーボンニュートラルとエネルギー
Chapter 4 カーボンリサイクルとは
Chapter 5 カーボンニュートラルをサポートする技術
Chapter 6 カーボンニュートラルへの取り組み
Chapter 7 カーボンニュートラルへの道
内容説明
必須の知識と克服すべき多くの課題、そして、実用化が待たれる技術のことをフルカラーで解説!
目次
第1章 カーボンニュートラルで世界を変える
第2章 カーボンニュートラルを目指す日本と世界の動き
第3章 カーボンニュートラルとエネルギー
第4章 カーボンリサイクルとは
第5章 カーボンニュートラルをサポートする技術
第6章 カーボンニュートラルへの取り組み
第7章 カーボンニュートラルへの道
著者等紹介
川村康文[カワムラヤスフミ]
1959年、京都府生まれ。京都教育大学教育学部特修理学科卒業後、京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー社会環境学専攻博士後期課程修了。京都教育大学附属高等学校教諭、信州大学教育学部助教授ののち、東京理科大学理学部第一部物理学科教授。2022年4月にオープンした体験・体感型科学館の北九州市科学館「スペースLABO」の館長もつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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