出版社内容情報
■かな書道を親しみやすく
かな書道は、平安時代に発展した美しい文字の芸術で、その優雅な筆使いと柔らかな線が特徴です。この本では、かな書道の基礎知識、実際に書くために必要な筆や硯などの道具、書くための姿勢や、筆の持ち方、使い方など、基本からわかりやすく解説しています。
■かな書道は繊細なバランス、センスが重要
かな書道において重要な「美しい線の書き方」や「線の強弱」、「文字のバランスの取り方」といったポイントがていねいに解説されているため、これからかなを書いてみようという方にも最適です。
■連綿や変体がなも解説
かな書道独特の書き方である連綿についても、どのようなバランスで書けばいいのか、リズムや基本のパターンを使い解説しています。連綿(つづけ字)が書けるようになると、かな書道はもっと楽しくなるはずです。
変体がなもごく基本だけですが、紹介しています。
■日常に生かす実用的なかな書道
祝儀袋などの表書き、食事のメニューや扇子の文字といった日常的な場面でのかな書道の活用も提案しています。ぜひ、普段の生活にかな書道を取り入れてください。
■実物大のお手本5枚付き
半紙、色紙、短冊などの実物大のお手本が5枚ついています。練習の際、横に置いて、見ながら書けるようになっています。
内容説明
美しい文字を、流れるように書くコツを基本からわかりやすく。原寸大(半紙大)お手本5枚付き!
目次
「かな」書道を始めよう
序章 小筆に慣れる(「かな」書道特有の筆づかいと線;「かな」書道の道具をそろえる;道具のしまい方)
第1章 「かな」書道のいろは(「かな」は日本特有の文化;それぞれの「かな」の特徴を捉える;書きづらい「かな」を美しく書くコツ)
第2章 連綿(つづけ字)と変体がな(「かな」書道 連綿の魅力;連綿のパターン ほか)
第3章 くらしの中の「かな」書道(普段に生かす「かな」書道;筆記用具を使い分ける;万年筆を持とう)
著者等紹介
川合広太郎[カワイコウタロウ]
1969年、千葉県出身。NHK学園高等学校教諭、大東文化大学非常勤講師、横浜国立大学非常勤講師。東京学芸大学教育学部芸術課程書道専攻卒業。東京学芸大学大学院教育学研究科美術教育専攻修了。かなの書は池田桂鳳に師事。日展会友、読売書法会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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