出版社内容情報
オールカラー&イラスト図解で精神科看護に必要な知識がやさしくわかる!
「精神科に入ってよかった」「いままで以上に患者さんを理解し、いいケアができた!」と思える1冊です。
◎代表的な疾患の基本&心理・社会的ケアのポイントがわかる
精神科病棟でよく出会う疾患別に
分類と症状、経過と予後、治療とケア、コミュニケーションのコツをていねいに解説。
全般的な特徴をおさえておくことで、ひとりひとりの対象者へのケアやかかわりに役立ちます。
リカバリーに向けた心理・社会的ケアについてもくわしく紹介。
看護師や病棟でできる支援の幅が広がります。
◎現場でよくあるコミュニケーションの悩みを手厚く解説
経験が浅い看護師が悩みがちな、対象者との治療的関係の築きかたをくわしく解説。
イラストに付随して声掛けや会話の例も豊富に紹介しているので
イメージしやすく、すぐに実践できます。
◎精神科でおさえておきたい身体疾患もしっかり解説
精神科病棟で知っておきたい身体疾患と症状のケアもしっかり解説しています。
巻末には精神科でよく使われる薬のリスト付き。
内容説明
オールカラー&イラスト図解で精神科看護に必要な知識がやさしくわかる!代表的な疾患の基本&心理・社会的ケアのポイントがわかる!現場でよくあるコミュニケーションの悩みを手厚く解説。精神科で押さえておきたい身体疾患もしっかり解説。
目次
1 出会いから退院までの道を、ともに歩む 1人の人間として、治療的関係を築く(治療的関係;関係構築key word1 傾聴・共感;関係構築key word2 TIC;関係構築key word3 ナラティブ;関係構築key word4 ストレングス;関係構築key word5 コプロダクション;治療&ケアの進めかた)
2 疾患ごとに、治療的コミュニケーションも変わる!!代表的疾患の見かた&かかわりかたを身につける(統合失調症;うつ病;双極性障害;不安障害;強迫性障害;摂食障害;発達障害)
3 薬だけでは、再燃・再発を防げない 心理・社会的ケアでリカバリーをめざす(心理・社会的ケアの考えかた;SST;認知行動療法;リカバリープラン;退院後に向けた支援)
4 高齢の人も増えている。併存疾患の知識も必須!身体疾患&症状のケア、ここだけ押さえる(代表的な身体症状;フィジカルアセスメント;毎日のケア;急変時対応)
著者等紹介
木戸芳史[キドヨシフミ]
浜松医科大学医学部看護学科臨床看護学講座精神看護学領域教授。博士(保健学)。2002年、神戸大学医学部保健学科卒業。精神科病院での勤務の傍ら、東京大学大学院医学系研究科の博士課程を修了(博士「保健学」)。聖路加国際大学助教、三重県立看護大学看護学部准教授を経て、2019年より現職。また、日本精神科看護協会では業務執行理事を務めている
三井督子[ミツイマサコ]
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻先端中核看護科学講座助教。同大学附属病院精神看護専門看護師。2003年、東京医科歯科大学医学部保健衛生学科卒業。東京医科歯科大学医学部附属病院勤務の傍ら、同大学修士課程修了(看護学)。淑徳大学看護栄養学部看護学科助教、医療法人財団光明会明石こころのホスピタル精神看護専門看護師などを経て、2023年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。