出版社内容情報
■血糖値をコントロールすれば、糖尿病はよくなります
糖尿病は、放置していると、寿命を縮めることがはっきりとしています。血糖値をきちんとコントロールできれば、悪化せず、むしろ良化していくこともエビデンスとしてはっきりしています。食事制限をきちんと行えば、確実に血糖値が下がり、健康な状態に近づくのです。本書では、おいしく食べられ、かんたんに作ることができ、作りおきもできる献立を多数紹介しています。
■夕食の献立を12週間分
夕食(主菜、副菜、汁物、主食)を12週間分、紹介しています。1週間ごとに、肉、魚、野菜の種類等をバランスよく配し、カロリーをおさえ、栄養素のバランスがとれた献立を掲載しています。1週間ごとの買い物リストもついているので、実際に使えるものになっています。
12週間分の献立ですが、これを1年間繰り返したとしても、1年間で考えると、同じメニューは4~5回です。飽きることなく、食べられる献立になっています。
■朝食、昼食のレシピも
朝食に関しては、和食、洋食の両方のレシピを、昼食に関しては、ワンプレートのもの、麺類、弁当などの実用的なレシピを紹介しています。
■用意しておくと便利な作りおき料理
保存がきき、もう一品というときに便利な作りおきのレシピを数多く紹介しています。朝昼夕のそれぞれの場面で使える作りおき料理です。また、デザートも紹介しています。いくらカロリーを制限しても、食べる楽しみは残しておきたいものです。
内容説明
糖尿病の食事の基本をイラストと図解でわかりやすく解説!1週間ごとに使う食材リストと下味冷凍、作りおきおかずをまとめて12週間分紹介。時短おかずと一緒に組み合わせれば、毎日の夕食献立作りもラクラク!「糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版」をベースにした食事療法の進め方がよくわかる!主な食品の80キロカロリーあたり(1単位)の重量と目安量を掲載!海藻、きのこ、こんにゃくを使ったかさましレシピも豊富に紹介!
目次
1 糖尿病の食事の基本(糖尿病ってどんな病気なの?;食事療法7つのポイント;食事療法の進め方;合併症を起こさないために)
2 糖尿病のおいしい夕食献立12週間(糖尿病の献立の立て方の基本;1日の適正な摂取エネルギー量が1600kcalの人の献立の考え方 ほか)
3 糖尿病のおいしい朝食レシピ(糖尿病の和の朝ごはん献立;糖尿病の洋の朝ごはん献立)
4 糖尿病のおいしい昼食レシピ(糖尿病のワンディッシュ昼ごはん 麺メニュー;ワンプレート;糖尿病の作りおきのお弁当)
5 糖尿病のおいしい冷凍&冷蔵作りおきおかず(下味冷凍;おかずの素;野菜の作りおき;デザート)
著者等紹介
中尾俊之[ナカオトシユキ]
腎臓・代謝病治療機構代表。医学博士。1972年、東京慈恵会医科大学医学部卒。76年、同大学大学院修了。99年、東京医科大学教授、腎臓内科科長、人工透析部部長。日本腎臓病学会理事、日本透析医学会理事、日本病態栄養学会理事、日本臨床栄養学会理事、日本栄養改善学会評議員、日本糖尿病学会評議員、米国腎臓病学会会員などを歴任。望星新宿南口クリニックで腎臓病や糖尿病の専門診療を行っている
金澤良枝[カナザワヨシエ]
東京家政学院大学教授。医学博士。管理栄養士。日本病態栄養学会、日本栄養改善学会、日本透析医学会、日本腎臓学会、日本健康医学会、日本栄養食糧学会、日本糖尿病学会などに所属。大学で管理栄養士養成教育にたずさわると同時に、腎臓・代謝病治療機構で糖尿病や腎疾患の専門栄養指導を行っている
岩〓啓子[イワサキケイコ]
管理栄養士・料理研究家。栄養バランスを考え、塩分やエネルギーが控えめでもおいしく、ヘルシーで、実践的なレシピに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。