イラストでサクッと理解 流れが見えてくる三国志図鑑

かみゆ歴史編集部【編著】

ナツメ社（2023/08発売）

• サイズ B5判／ページ数 224p／高さ 19X27cm
• 商品コード 9784816374098
• NDC分類 222.043
• Cコード C0022

出版社内容情報

わかりやすいと好評の「流れが見えてくる図鑑」シリーズに、「三国志」が登場！
本書は『三国志演義』についてしっかり解説！
また、『三国志演義』だけではなく、「正史では？」「日本では？」というコーナーを設け、正史「三国志」や日本人が「三国志」を題材にして描いた物語についても解説しています。

■1000年以上にわたり、多くの人々から愛される「三国志」の流れが見えてくる！
B5判の横長ワイド判、イラストを中心に解説した図鑑です。
全面的にイラストを使い、三国志の重要トピックをひとつひとつ解説しているので、登場人物の関係や、戦場で起こった事、時代の流れなどが理解しやすいです。三国志を知らない人でも大好きな人でも、読むと夢中になって楽しめる一冊です！

■晋の統一・滅亡までの歴史を解説！劉備、曹操、孫権、諸葛亮といった英雄の生涯を追える！
三国時代以前の歴史がわかるように、黄河文明から後漢までの歴史をサクッと解説しています。その後は「三国志」の重要な戦いである黄巾の乱、官渡の戦い、赤壁の戦い、夷陵の戦いなどについて、ていねいに紹介しました。三国時代が終焉した後のことも学べるように、晋の誕生から滅亡するまでの流れも簡単に紹介しています。

■知っておくと三国志がさらに楽しめる！興味深いテーマを取り上げました
はじめに「三国時代の中国の地理」「三国時代の戦」「三国時代の思想・宗教」「名前の字」など、三国志の基礎知識が学べるページを設けました。また、章末と巻末には「三国志に登場する馬」「三国志に登場する武器」「三国志史跡ガイド」「三国志演義人物大事典」といった三国志ならではの話題を取り上げ、解説しました。

内容説明

教養として知っておきたい三国志の流れがつかめる！三国志前夜から晋統一まで三国志の重要なトピックを紹介！

目次

地図で見る三国志
『三国志』の基礎知識
序章　三国志前夜の歴史
第１章　黄巾の乱と乱世の始まり
第２章　董卓・呂布の横暴
第３章　官渡の戦いと諸葛亮の登場
第４章　英雄がそろった赤壁の戦い
第５章　劉備の入蜀と漢中争奪戦
第６章　曹操・劉備の死と三国の鼎立
第７章　諸葛亮の最後の戦い
終章　司馬一族の活躍と晋の統一

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ともも]

すごく分かりやすかったが、情報量が膨大でサクッとはわからない。「演義」と「正史」の違いもちょこちょこ書いててくれて面白かった。演義では劉備をヒーローにするために、劉備がやった荒々しい所(ブチ切れ)を張飛がやったことになってるらしい。張飛とんでもないヤツと思っていたがまさかの不憫🥲︎

2023/11/21

[ganesha]

黄巾の乱から五丈原の戦いまで、時系列で三国志の流れをまとめた一冊。無双と蒼天航路を思い出しつつ楽しく読了。名前と字についてや呂布の京劇での美化、ひたすらトラ柄のチーム呉、正史と演義の違いなど頭の中が三国志でいっぱいだ！

2023/10/30

[nemuo]

面白いイラストもたっぷりでとても分かりやすくまとめてある。三国志が教養とまで言えるかは分からないが。三国志自体がかなりのボリュームなので情報量もすごい。正史と演義の違い、各国や人にフォーカスした様々な視点でのまとめなど理解を深めやすいのもポイント。久しぶりに三国志（横山光輝版）が無性に読みたくなってきた。

2024/01/16

[ねえご]

イラストや図表が多いため、基本的には面白く読みやすい。自分は三国志自体に馴染みがなかったからか、一読しただけでは理解が難しいと感じた。また人名や地名は基本的にふりがながふってあるものの、ふりがなの無い箇所もあり少し読みづらさを感じた。全体的に読みやすい本ではあるので、折に触れて読み返したいと思う。

2024/02/04