出版社内容情報
「インクルーシブ保育ってなんだろう」
「私のクラス・園でも実践できる?」
「うまくいかないときはどうしたらいい?」
「保護者に理解・協力してもらうには?」
……そんな保育者さんの疑問にこたえる1冊です。
保育・幼児教育に携わる人なら、一度は耳にしたことのある「インクルーシブ保育」。
子どもたちにとってよいもので、取り入れる園も増え続けている……
そんな印象を抱いている方は多いと思いますが、具体的にどんなものなのかを説明したり、
さまざまなケースにどう対応していくのかは、唯一の正解がなく難しい問題ですよね。
本書では、実際の保育の現場での18のエピソードを読むことで、
それぞれのケースを担当保育者として体験するかのように
「インクルーシブ保育」への理解を深めることができます。
本書を通して感じた「インクルーシブ保育」の精神を、ぜひ日々の保育にいかしていってください。
内容説明
一人ひとりの子どもが安心できる保育環境は、自然とまわりにもやさしいものになり日々の保育やクラス運営もしやすくなります。「みんなにやさしい」の「みんな」には、特別なニーズのある子ども、クラスや園の友だち、保護者、そして、保育者のあなたも含まれているのです。
目次
Introduction インクルーシブ保育の素朴な疑問
1章 インクルーシブ保育ってなんだろう(特別支援教育の歴史;統合保育とインクルーシブ保育の違い;障害の捉え方は環境に左右される ほか)
2章 インクルーシブ保育を実践しよう(現場で悩んだときは基本を思い出して;活動への参加が難しいときは;他害行動がある子どもの受け止め方 ほか)
3章 子どもを中心に保護者と良い関係をつくろう(保護者のつらさや不安に寄り添う;保護者との信頼関係を築く;専門機関との連携にあたって ほか)
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- 和書
- 十代への手紙