出版社内容情報
毎年の「サロン・デュ・ショコラ」では約12万人を動員するなど、日本で愛されるチョコレート。本書は有名ショコラトリー、パティスリーに取材し、ボンボン、焼き菓子、生菓子、デザートなど約50点のレシピを掲載し、工程写真で作り方をわかりやすく解説。近年話題のビーントゥバーも詳しく紹介。
内容説明
菓子の中でも絶えない人気を誇るチョコレート。本書では人気・実力派ショコラティエとパティシエを取材し、自家製チョコレートの製造工程、ビーントゥーバーチョコレートとメーカーチョコレートそれぞれの特性を生かした菓子レシピを豊富なプロセスカットとともに紹介しました。幅広いラインナップのレシピが、読者の方々のチョコレート菓子作りの一助となると幸いです。
目次
チョコレートの基礎知識(主原料カカオ豆について;チョコレートができるまで;カカオ豆の産地と味わい例;本書で使用している主なチョコレート;本書で使用しているその他の主なカカオ製品)
チョコレート菓子レシピ(コンフィズリー;焼き菓子、パン;生菓子;デザート、氷菓、ドリンク)
著者等紹介
青木裕介[アオキユウスケ]
製菓学校卒業後、「浦和ロイヤルパインズホテル」に入社しフランス菓子の基礎を習得。「ザ・リッツカールトンドーハ」「フォーシーズンズリゾートバリ・アットジンバランベイ」等で長い海外勤務を経て2020年に「フォーシーズンズホテル東京大手町」エグゼクティブペストリーシェフ就任。2018年「ヴァローナチョコレートシェフコンペティション」優勝の他、海外の大会優勝・受賞歴多数
上霜考二[ウエシモコウジ]
専門学校卒業後渡仏し、ノルマンディーのパティスリー「ル・パヴェ・デュ・ロワ」で修業。帰国後「オテル・ド・ミクニ」等を経て、神楽坂「ル・コワンヴェール」等でシェフパティシエを務める。2015年「パティスリーアヴランシュゲネー」を開業。近年、かねてからのチョコレートへの興味が高じ、ビーントゥーバーチョコレートの製造を開始。パティスリーにおけるカカオの新しい表現を追求する
小抜知博[オヌキトモヒロ]
製菓学校卒業後、都内のショコラトリーや「ザ・リッツカールトン東京」で経験を積み、2016年「プレスキル・ショコラトリー」の開業に伴いシェフショコラティエに就任。カカオ豆の産地に足を運んで知識を深め、ビーントゥーバーショコラと、そのショコラを使った各種菓子作りを手掛ける。2022年日経新聞フォンダン・ショコラランキング第1位、ICAアジアパシフィック大会銀賞・特別賞など受賞歴多数
小野林範[オノバヤシヒサシ]
大学在学中に「クラブハリエ」でアルバイトを開始。卒業後同店に入店し製菓の基礎技術を習得。その後チョコレート部門シェフとなり、独学で研鑽を積み技術を向上させ、WPTC2012チョコレートピエス部門で優勝。チームで総合優勝も収める。「ワールドチョコレートマスターズ2015」では総合準優勝。2018年「ショコラトリーヒサシ」開業。Cacao Barryアンバサダー
黒木琢麿[クロキタクマ]
製菓学校卒業後、「シェ・シーマ」「パティシエ・シマ」でフランス菓子の基礎を習得。2002年に渡仏し、パティスリー、レストラン、ショコラトリー等で7年間研鑽を積む。帰国後「ピエール・マルコリーニ」のシェフパティシエに就任、カカオの魅力に開眼。2016年「レ・カカオ」をオープン。自家製チョコレートを用いた幅広い製品でカカオとフランス菓子の魅力を発信する
中山洋平[ナカヤマヨウヘイ]
製菓学校卒業後、「ホテル日航東京」等を経て渡仏しオート・サヴォワやパリのパティスリーで修業。帰国後銀座「銀座菓楽」、京橋「ルエールサンク」のシェフパティシエを務め、2014年「エクラデジュールパティスリー」開業。シンプルな構成とバランスの工夫で素材をストレートに感じさせる菓子作りを得意とする。実家がパン店で、同店にも自家製パンが毎日並ぶ。2020年豊洲ベイサイドクロス店オープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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