出版社内容情報
身近で観察できる野鳥の特徴や見分け方、観察のポイントなどをたっぷり紹介した一冊です。野鳥の新たな一面を発見できるよう、よく見られる行動や面白い行動を写真やイラスト、4コママンガを交えて紹介しました。QRコードを読み込めば、鳴き声は音声で、特徴的な行動は動画で確認できます。
内容説明
身の回りでよく見られる野鳥161種を掲載。その鳥の特徴がわかりやすい写真を掲載し、見わけるためのポイントを解説するのはもちろん、それぞれの種のおもしろい行動や興味深い生態を、イラストやマンガも交えて豊富に紹介。QRコードから、鳴き声152種、動画140本。
目次
キジ目
カモ目
カイツブリ目
ハト目
カツオドリ目
ペリカン目
ツル目
カッコウ目
アマツバメ目
チドリ目〔ほか〕
著者等紹介
樋口広芳[ヒグチヒロヨシ]
1948年生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。日本野鳥の会・研究センター所長、東京大学大学院教授を経て、東京大学名誉教授、慶應義塾大学訪問教授。専門は鳥類学、生態学、保全生物学。日本鳥学会元会長
〓野丈[タカノジョウ]
写真家・編集者・ネイチャーコミュニケーター。おもに自然科学分野の図鑑、一般書、児童書などの編集に携わる。自然写真家としても活動中。井の頭バードリサーチ代表、NACOT(自然観察指導員東京連絡会)会員、日本自然保護協会会員、日本変形菌研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
28
イラストがあったり、コラムがあったり、習性が書いてあったり、図鑑+αが楽しめる。オナガガモは、人から餌をよくもらえる場所を覚えていて、もらえなくなったら来なくなる、という習性が顕著、みたいな話も興味深い。いつも間違うスズカモとキンクロハジロの違いとか判った。近所に来ているスズカモは、貝も食べることがわかり、もぐもぐやっているのを見て、今貝食べているなー、と思ったりしている。カモメとウミネコの違いも微妙だけど、近くにきているのはカモメだろうな。とそんな風に見分け方をしって、実際に見るのはやはり楽しい。2023/12/23
gotomegu
5
知人が強力におすすめしていたので。QRコードで鳥のさえずりと地鳴きを聴くことができる。身近な鳥については生態がおもしろおかしく紹介されているので、読み物としても秀逸。順番も種類別に並んでいて探しやすく、手元において見る機会が多い。ちなみに、この本に音声を提供しているNPO法人バードリサーチは、日本野鳥の会から分かれてできた組織。これだけの声を集めるのはほんとうに大変だったと思う。2024/02/26
あくび
4
一気には読んでいませんが登録。好きな時にパラパラめくってます。2022/08/27
しらたえび
3
分厚いですが、鳥のポイントが絵に記載してありわかりやすいです。子供と調べたりするのに使いました。7歳2022/12/04
kaz
3
カモの種類を見ただけでギブアップ。身近かもしれないが、とても覚えらえない。写真は小さいが、それなりに楽しめる。図書館の内容紹介は『身の回りでよく見られる野鳥161種の特徴がわかりやすい写真を掲載し、見分けるためのポイント、おもしろい行動や興味深い生態をイラストやマンガも交えて紹介。鳴き声と動画が楽しめるQRコード付き』。 2022/08/22