出版社内容情報
算数」でつまずく子どもたちへの支援法と、すぐに使える教材をまとめた一冊です。「数字の読み書きが正しくできない」「位取りの意味が理解できない」などのつまずきごとに、具体的な支援の例を掲載。教材の使い方や、支援する上でのポイントも解説しています。すぐに使える教材を収録したCD-ROM付き。
内容説明
そのまま使える実践教材360枚を収録したCD‐ROM付き。気になる子どもの算数の「つまずき」に合わせた、さまざまな支援事例を紹介。教材を使用した指導法をイラストとともにていねいに解説。
目次
1 解説―算数につまずく子どもたち(算数のつまずきと支援(算数は「積み重ね」の教材;つまずきの原因は子どもによってさまざま;早い段階での気づきとていねいな支援が重要))
2 教材―支援事例&実践教材(数字の読み書きを間違える;数を順番に唱えられない―10より大きい数;数字の意味を理解していない―10までの数;数字と数量の理解に時間がかかる;位取りの意味が理解できない;5から9までの合成・分解に時間がかかる ほか)
著者等紹介
上野一彦[ウエノカズヒコ]
東京大学教育学部卒業。同大学院を修了後、東京大学助手、東京学芸大学教授を経て、東京学芸大学名誉教授。NHK厚生文化事業団理事、明治安田こころの健康財団理事、日本心理研修センター代表理事。1990年に全国LD親の会、1992年に日本LD学会の設立にかかわる。文部科学省「特別支援教育の在り方に関する調査研究」などの協力者会議委員、東京都「心身障害教育改善検討委員会」委員長、日本LD学会理事長等を歴任。特別支援教育士スーパーバイザー
上野眞理子[ウエノマリコ]
東京学芸大学教育学部数学科卒業。同大学院を修了後、中学校で数学を教える。世田谷区立経堂小学校教諭、世田谷区立希望丘中学校教諭、目黒区立第十中学校教諭、東京都教育研究所研究生(学校教育相談)、港区立高松中学校主幹教諭、港区立六本木中学校主幹教諭を経て、現在、港区立高松中学校主幹教諭、港区立六本木中学校主幹教諭を経て、現在、港区南山小学校特別支援教室巡回指導教員主任教諭。日本LD学会会員。特別支援教育士(S.E.N.S)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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