出版社内容情報
「控え選手も、全国大会もない」?
2014年のサッカーW杯優勝国・ドイツ。そのジュニアサッカーの現場は、自主性・向上心・思いやりを育む子育てメソッドの宝庫です! 現地で15年以上ジュニアサッカー指導者として活躍する著者が、「どんな指導が行われているのか」、「そこでどんな子どもたちが育っているのか」といった現地でしか知りえない情報を、サッカーする子どもを持つ保護者や指導者に伝えます。
内容説明
どん底に落ちた強豪国。子どもがサッカーをする本当の理由を見つめ直し、大胆な改革に乗り出した。W杯優勝国の基礎となったジュニアサッカーの新常識。子どもの可能性を伸ばしていくために必要なものは何か、不要なものはないか。
目次
第1章 何のためにサッカーをするのか(ドイツでは高校生年代まで全国大会を行わない;ドイツでは誰でも一年中試合に出られる ほか)
第2章 子どもの“考える力”を育む(ドイツの少年サッカーには審判がいない;「そのときが来るのを待つ」ということの大切さ ほか)
第3章 子どもの“向上する力”を育む(ドイツでは子どもの試合の人数を真剣に考えている;ドイツの少年サッカーには「控え選手」がいない ほか)
第4章 子どもの“思いやる力”を育む(ドイツの子どもは2つの足を持っている;ドイツではサッカーを社会生活の一部として捉えている ほか)
まとめ 子どもとしっかり向き合うために(子どもの今と未来を真摯に見つめて)
著者等紹介
中野吉之伴[ナカノキチノスケ]
1977年生まれ、秋田県出身。武蔵大学人文学部卒業後、育成年代の指導ノウハウを学ぶためにドイツへ渡る。2009年7月、ドイツサッカー連盟公認A級ライセンスを取得(UEFA‐Aレベル)。元ブンデスリーガクラブのフライブルガーFCでU‐16監督やU‐16/U‐18総監督を務めるなど、ドイツですでに10年以上の選手育成・指導のキャリアを持つ。ドイツサッカーの育成指導方針に共鳴し、「子どもたちが目一杯サッカーを楽しめる環境をつくる」「子どもたちが自分の力で成長していくためのサポートをしていく」というスタンスを大切に、それぞれの子が輝くためのサッカー指導を模索、実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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