内容説明
最新知見と研究データで解き明かすドライスキン、アトピー性皮膚炎、虫刺され―「かゆい」なんていらない感覚?かゆみの世界は謎だらけ!
目次
「かゆみ」は不思議な感覚
「かゆい」はつらい!
人間の皮膚が担う大きな役割
皮膚で起こるかゆみのメカニズム
ドライスキン(乾燥肌)のサイエンス
花粉症によるかゆみ
皮膚以外の原因でもかゆくなる
かゆみの治療の基本とコツ
かゆみ止め薬を使わない治療法
かゆみ研究最前線(人間を対象とした研究)
かゆみ研究最前線(動物実験)
かゆみと痛みはどう違う?
「かゆい」は本当に必要ないのか
著者等紹介
〓森建二[タカモリケンジ]
順天堂大学大学院環境医学研究所長、順天堂大学名誉教授、同特任教授(皮膚科学)、学校法人順天堂理事。順天堂大学医学部を卒業後、同大学生化学講師、デューク大学リサーチアソシエイトを経て、順天堂大学皮膚科教授に。かゆみの生理化学、アトピー性皮膚炎の病態と治療、難治性かゆみのメカニズムと治療法の開発などを研究。難治性かゆみの発症に神経線維の皮表内侵入が関与していることを世界で初めて明らかにした。2005年、順天堂大学浦安病院長、その後現職を兼ねる
梶木隆介[カキギリュウスケ]
内科医、神経内科医。自然科学研究機構生理学研究所教授、総合研究大学院大学教授、順天堂大学客員教授。九州大学医学部卒業。従来ほとんど研究されていなかった「人間の脳における感覚認知のメカニズム」究明をめざして研究者に。ロンドン大学医学部を経て生理学研究所へ。1993年より現職。脳波・脳磁図・機能的MRI・近赤外線分析法などによる人間の脳機能、特に痛み認知の解明を主要テーマにしている。また、「かゆみは痛みの軽いもの」という、それまでの医学常識に疑問を持ち、かゆみ認知の研究を開始。かゆみを臨床研究・治療している皮膚科医と共同して精力的に研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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