佐藤好春と考えるキャラクターとアニメーションの描き方

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  • サイズ B5判/ページ数 264p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784816363160
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C2071

出版社内容情報

「ロミオの青い空」「ポリアンナ物語」「となりのトトロ」など数々の作品を作画監督として手がけた、アニメーター佐藤好春が、「アニメーションの制作」の手法や考え方をわかりやすく解説します。佐藤好春直筆のオリジナルイラスト、キャラクター設定画、作画監督修正・原画など多数収録しました。巻頭にもカラー作品を数多く掲載しました。

内容説明

「ロミオの青い空」「愛少女ポリアンナ物語」「となりのトトロ」など数々の作品を作画監督として手がけた、アニメーター佐藤好春のイラストで、「アニメーションの制作」の手法や考え方をわかりやすく解説します。参考資料として、佐藤好春直筆のオリジナルイラスト、キャラクター設定画、作画監督修正・原画など多数収録しました。アニメーションの企画書作りから完成まで。さまざまな制作工程で現場スタッフたちが分闘する様子を、佐藤好春が描く寸劇まんがで、楽しく読者に伝えます。

目次

佐藤好春作品集1
第1章 アニメーションを描く準備―ボクが日々やること
第2章 アニメーションの基礎知識―動く絵に魅せられて
第3章 アニメーションの企画―企画書を作る
第4章 アニメーションの設定―作品の世界・キャラクターを作る
第5章 アニメーションの制作―キャラクターを動かす
付録・参考資料 佐藤好春作品集2
エピローグ

著者等紹介

佐藤好春[サトウヨシハル]
アニメーター、作画監督、キャラクターデザイナー。1958年5月15日横浜生まれ。「日本アニメーション」の世界名作劇場シリーズや「スタジオジブリ」劇場映画のメインスタッフとして作画監督やキャラクターデザイナーとして、数々の良質な作品を手掛ける。ゲーム会社「タイトー」では、アートディレクターとして活躍する。代表作:「となりのトトロ」作画監督、「おもひでぽろぽろ」作画監督、「愛少女ポリアンナ物語」キャラクターデザイン、作画監督、「ナンとジョー先生」キャラクターデザイン、作画監督、「ロミオの青い空」キャラクターデザイン、作画監督

釘宮陽一郎[クギミヤヨウイチロウ]
有限会社トラッシュスタジオプロデューサー。1961年11月27日神奈川県生まれ。ゲームメーカー「タイトー」で数々のゲーム作品のプロモーションを担当する。独立後、アニメ企画制作会社「トラッシュスタジオ」を立ち上げ、アニメーションの良さを生かした企業プロモーションやTVアニメCMの企画制作を行っている。現在、「スタジオジブリ」社内で作品制作に関わりながら、良質で温かみのある作品作りを目指している「二束の草鞋」のプロデューサーである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

津軽

3
ジブリ作品や世界名作劇場シリーズで有名な佐藤好春さんの視点で執筆された、アニメ制作に関する教科書とも佐藤さん本人の画集とも言える仕上がりの一冊。実際の作画作業のみならず企画、シナリオ打ちから撮影、編集、宣伝に至るまで大変詳しく解説しており、素人が読んでも非常に分かりやすいです。御本人のイラストも多数掲載されており、特にイメージボードの重要さは肌で感じることが出来ます。最新の出版物というだけあって情報も新しく、この本だけで制作現場の幅広い知識を得られるという点でもただのアニメファンこそ読むべき一冊でしょう。2018/01/18

兵士O

1
僕の青春時代のアニメの記憶に世界名作劇場の「ロミオの青い空」という作品があります。そのOPの笠原弘子の「空へ…」はメロディーと共に、シンプルなんだけど透明感のある映像も僕の脳裏には焼き付いています。そんな作品のキャラクターデザインをされた佐藤好春さんの本を見たいとずっと願っていました。それがたまたま図書館で新刊のコーナーをぼんやり見ていたらあるではありませんか! 目を疑いました。この本で初めて佐藤さんの肉声を聞けたような気がします。佐藤さんが言っていた、いろいろ描いてみようというアドバイスはしたいですね。2018/03/03

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