出版社内容情報
IoTとビッグデータの時代に、統計学は爆発的に発展・普及することでしょう。本書では、統計学の優れている点や統計で予測できることなどを、具体例を挙げながら紹介しました。それだけでなく、統計学ではわからないこと、統計結果を見るときに注意しなくてはならない点についても明確に示しました。また、統計結果を導き出すための算出方法の基礎を、キーワードごとに項目を立て、ていねいに解説しました。
渡辺美智子[ワタナベミチコ]
内容説明
統計が解決した課題例を解説!新商品や新メニューの開発に役立つ!統計の落とし穴を見抜ける!現状分析と未来予測に統計は最適!
目次
ホームルーム 統計学を勉強する前に
1限 統計学とは何か?
2限 社会でよく観る統計学の活用例
3限 統計の知識を学ぶ
4限 統計の落とし穴
5限 社会で育まれた統計学
6限 実践しよう!統計学
7限 こんなものまで!統計の活用例
著者等紹介
渡辺美智子[ワタナベミチコ]
慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授。統計数理研究所客員教授、総務省統計研修所講師、独立行政法人統計センター理事。専門は統計学、とくに、多変量解析と統計教育。2012年度第17回日本統計学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
17
統計学手法が見開きで1テーマごと数は書かれてあるのですが、初心者、中級、両者どちらにとっても中途半端な気がしました。概要の復習や方法を思い返すという使い方には良いかも。 2017/08/21
Mark X Japan
2
最初の方はともかく,日常的な事例の例や図を使いながら平易でない内容を上手く扱っている名著です。昨今の統計を推奨する傾向も納得できるかと思います。迷惑メールの振り分けにベイズの定理を使っているのが,白眉でした。索引があるのもいいです。☆:4.52018/01/12
リハヒロ
2
この本は図が多くて視覚的にもわかりやすかったです。経営の戦略として書かれていてとても実践的でした。本書のはじめに書かれているナイチンゲールと統計の話は納得するところで自分は統計を武器にこれから発信して行こうとモチベーションも上がりました。やはり統計ソフトが欲しいな(笑)2017/12/23
まりも
1
統計手法に興味を持つための足掛かりにするにはちょっと内容が弱いように感じた。漫画でストーリ性を持たせたり、脚注にミニコラムなようなものもあるのだが、漫画パートも内容が浅いし、脚注ミニコラムが本項と内容が一致していなかったりするので、ビッグコミックみたいに感じた。最近のこういった呼び水のライトな本が多いのは、本を読む習慣が巷間から失われて行っていることの現れなのだろうか?少し残念です。2017/06/15
Bkmker
0
教科書につく補助資料的な位置な本だと思う。教科書のように、積み上げて教えてくれない。難しいことをポンっと出されて、全部見開き2ページで簡潔に押し込んでしまっていて、唐突感あり。理解が追いつかない。別に勉強していて、辞書的に使うような本。2017/11/09