内容説明
就学前に身につけたい、食事、清潔、排泄、着替えの基本動作のポイント、学校生活を楽しく過ごすための学習・運動の支援のヒント。保育園、幼稚園、小学校、家庭でできる具体的なサポート例が満載。
目次
巻頭 気になる子の生活動作の指導・学習支援6つのポイント(大人が手本を示す;できたときにほめる/しからない ほか)
序章 子どもの発達と生活動作(子どもの発達段階;生活動作の自立をめざす理由 ほか)
1章 基本の生活動作の支援(食事;清潔 ほか)
2章 基本の運動動作の支援(歩く;走る ほか)
3章 基本の手作業の支援(筆記具を使う;ぬり絵をする ほか)
4章 基本の学習動作の支援(着席する;聞く ほか)
著者等紹介
酒井幸子[サカイサチコ]
聖徳大学大学院児童学研究科修了。東京都公立幼稚園教諭・教頭・園長、母子愛育会愛育幼稚園長、青山学院大学および聖徳大学教職大学院兼任講師を経て、武蔵野短期大学教授・同附属幼稚園長。東京都公立幼稚園教育研究会長、全国国公立幼稚園長会長などを歴任。また、幼稚園教員の資質向上に関する調査研究協力者会議委員をはじめ、中央教育審議会幼児教育部会委員、同じく特別支援教育専門部会委員など、文部科学省関係の委員を務める。東京都文京区立柳町幼稚園在任時に、文部科学省研究開発学校として「幼稚園で障害のある子どもを受け入れるということ」について研究を推進する
中野圭子[ナカノケイコ]
臨床発達心理士。東京学芸大学幼稚園科卒業。東京都公立幼稚園で教諭として29年間勤務。退職後、各市区の幼稚園、保育園、小・中学校、療育機関などで保育カウンセラー、巡回相談、心理相談などに携わる
吉賀紀久美[ヨシガキクミ]
作業療法士。北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科作業療法学専攻卒業。北里大学東病院リハビリテーション部に10年間勤務する。その間、脳血管障害や筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病などの神経内科疾患、精神神経疾患合併の身体障害、重度身体障害者などのリハビリに携わり、特別養護老人ホームでの支援も経験している。自身のダウン症候群の子を育てながら培った経験を生かし、心に寄り添う支援を心がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 社会保障一体改革への途