内容説明
これから病理学を学ぶ学生や、すでに医療関係の仕事についている医師、看護師、保健師、薬剤師、臨床検査技師などに、役立つ一冊です。病理診断には欠かせない組織標本の写真やイラスト、図表はカラーで豊富に掲載。病理学にまつわるマンガや、理解度を試す練習問題も付いています。
目次
第1章 病理学は病気を見分ける学問
第2章 講義で学び、顕微鏡で実習する
第3章 すべての病気の基本は「細胞損傷」
第4章 新陳代謝ができなくなる「代謝障害」
第5章 血液や体液の流れが乱れる「循環障害」
第6章 細胞が爆発的に増殖する「腫瘍」
第7章 防御反応による症状「炎症と免疫異常」
第8章 次々とわかってきた「遺伝子異常」
第9章 基礎がわかったら部位別の病理へ
著者等紹介
清水道生[シミズミチオ]
埼玉医科大学国際医療センター病理診断科教授。1981年、神戸大学医学部卒業。1990年、神戸大学大学院医学研究科病理学修了。川崎医科大学病理学教室講師、北海道大学医学部附属病院病理部助教授、埼玉医科大学病理学教室教授をへて、2007年より現職。医師、医学博士、病理専門医、細胞診専門医、臨床検査医、International Board of Cytopathology。専門は消化器病理、胆道・膵病理、皮膚病理、甲状腺病理、細胞診など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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