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内容説明
子ども自らが内容を選んで、主体的に楽しく学習できる。
目次
1章 なぜ自主学習なのか
2章 自主学習の取り組み方
3章 自主学習カレンダーで学習習慣をつくる
4章 自主学習の定着から発展へ
5章 クラスでの自主学習の取り組み
6章 自主学習、困ったときのQ&A
著者等紹介
伊垣尚人[イガキナオト]
1977年生まれ。東京都出身。埼玉県狭山市立柏原小学校教諭。YMCAのキャンプリーダーや不登校児童・生徒の学校復帰の支援活動などを通じて学校現場に興味を持ち、通信教育で教職の道へ。NPO法人Educational Future Center理事、西脇KAI代表幹事、Learning Association of Facilitative Teachers主催、日本イエナプラン教育協会会員、Learning Technology Lab研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
9
高学年にこそ取り組ませたい活動だなと感じた。自分の学習を自分でコントロールする。まさに、自学。中学、高校、大学、そして社会人になってからも必要なのは、「自分で必要だと思うことを自分で選んで学ぶ」という力。それを身に付けさせるためにはうってつけの方法だと思った。家庭への理解や学年への理解も当然必要になる。宿題の取り組み方に差が付くので自分のクラスだけ、というわけにはいかない。主任のような立場になったら是非とも取り組ませたい内容だと感じた。2021/03/16
mataasita
8
自主学習本では頭一つ抜けている。そもそも自学の意義はなにか、なぜやるか、どんないいことがあるかが保護者向け、子どもたち向け、教員向けにしっかり書かれている。導入の仕方、取り組みの発展の仕方、停滞期の乗り越え方など内容も多様。音読カードのようにノートに貼るのはなるほど!低中高の取り組み方のマニュアルをこの本と秋田の家庭学習の本とを参考に作成予定。先生向けにも内容をピックアップして指導書を作ろうかな。今年は自学の旗振り役。家庭学習の中に宿題と自学を位置づける。話し合ってコンセンサスを得なければ。2023-472023/03/29
あべし
4
再読。本当に全く読めていなかった。この人の哲学を。この人のアイディアを。自分にとって都合の良い情報のみを取り出して、そこだけを真似しようとして。そんなんだから、うまくいかなかったのだ。そんなことよりも大切なことがこの本にはいっぱいいっぱい書いてあった。こういう部分を見落としているから、子どもに押し付けるような教育しかできなかったのだと思う。 本は、特に成功者の出している実践本は、隅から隅まで丁寧に読むべき。そういうところを蔑ろにして、自分のやりたいように歪曲するから、目の前の実践がうまくいかなくなる。2020/03/25
Kohei Fukada
3
遅ればせながら伊垣先生の新刊読ませてもらいました!昨日届いて一気に最後まで読んでしまいました。自習学習は昨年一年やってはいたのですが、こんなに広がりと深まりを持たせられるのだと、正に目からウロコが落ちるとはこのことでした。それに1つ1つの項目に出典が明記されていたり、教え子のインタビューがあったりと、論拠・実践に裏付けられた説得力が読んでいて心地よい学びとなります。周囲の先生方や保護者にもおすすめしたいです!2012/03/31
Fugin
2
斜め読み。自立した学び手を育成するには、宿題も有効に活用していきたい。もう少し上の学年を持ったら本格的にやろうと思う。こうした自律学習を成り立たせるための土台をどう育むか、が現状の課題。2020/04/04