内容説明
先史時代から現代までの世界の服飾を、絵画・イラスト・写真で解説。
目次
第1部 古代―服の誕生と古代文明 人類が服を求めた理由と、基本的な形を解説。
第2部 中世―豪華な装飾の時代 文化が発展しだした中世ヨーロッパを中心に服飾を紹介。
第3部 近世―国同士で影響し合う服飾 ブルジョワジーが登場した近世ヨーロッパの新しい服飾とは。
第4部 近代―近代化への目覚ましい進行 イギリスの産業革命がもたらした服飾史への影響を見ていこう。
第5部 近現代―現代へつながるファッション 大戦が立て続けに起きた怒涛の時代の服飾史を紹介。
第6部 21世紀―現代を彩るファッション 衣服のボーダーがなくなった現代ファッションに注目。
第7部 民族衣装―独特の進化を遂げた衣装 流行の影響を受けない民族衣装を詳しく見ていこう。
第8部 日本―和から洋へ著しい変化 私たちの国の服の歴史と、世界に誇る現代の服飾文化を解説。
著者等紹介
能澤慧子[ノウザワケイコ]
東京家政大学服飾美術学科教授。1947年生まれ。1970年お茶の水女子大学家政学部被服学科卒業。1971年文化女子大学助教授を経て、1995年より現職。服飾史全般、特にヨーロッパ服飾文化史、19・20世紀を専門とする。社会史、女性史、文化史、美術史など、多方面から服飾文化の理解を試みている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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茉莉花
56
学校図書〜。おぉ!カラーだし、添付されている資料が多いのでわかりやすい!けど、、、量が多くて大変は大変💧レポートを書いてるけど、全然進んでるような気がしない(笑)明後日締め切りだから、明日の夜が実質〆切😰この本を活用して頑張る💪🏻2022/01/13
こぽぞう☆
19
古代と現代、最後にちょこっと、載ってる民族衣装(含む日本)を除いては、ほぼフランス服飾史。長らくファッションの発信地ではあったけど、ダンディズムは元々イギリスだし、スペインなんかもだいぶ違うと思うのだけど。ヨーロッパ、特にフランスの歴史小説を読むのには参考になりそう。2018/08/12
aisu
16
中世の絵に出てくる男性のタイツ?ってどうなっているのかなと思って。確かに史上最強?なオールカラーで服飾史のすべてが載っているみたいな本でした。2015/01/31
ピンクピンクピンク
10
紀元前から現代までの服飾史、マリーアントワネットからレディガガに至るセンセーショナルファッション、ハイファッション•ファストファッション•世界各国ネイチャーファッション全て網羅しているビジュアル図解本。現代のハイファッションは意外と紀元前の服からインスピレーション受けている様に見えて面白かったです。ココシャネルって偉大なんだなとかイヴサンローラン天才かよとか色んな発見もありました。日本のファッション文化も深く言及されています。すっきりまとめられているので、歴史の教科書代わりに置いておくのもいいかも。2017/11/09
ゆずこまめ
10
古代人の毛皮からゴスロリ、ユニクロまで幅広い。布一枚の服もあれば、どうなってるのかな?ってくらい複雑なものも。服にも気候だけではなく、政治や社会情勢が密接に絡むものなんだなと思いました。2014/12/01