内容説明
動物の進化の歴史、生態、仲間わけ(分類)、行動について、詳細なイラストや写真を使い、わかりやすく解説します。動物のユニークな形態や行動に隠れた意味がこの1冊で楽しみながら体系的に理解できます。行動学、動物学の基礎から、哺乳動物学者による「動物観察のコツ」まで紹介。
目次
第1章 進化と棲息地で生態が決まる(進化と環境が、動物たちの姿形、行動を決める;見方がかわる動物STORY ライオンとトラ、ヒョウとジャガー。大形ネコ類が同じ大陸にいないのは?;世界の動物地理区 現在、地球上の哺乳類は5000種。6つの動物地理区で暮らしている ほか)
第2章 「分類」がわかると全動物の特徴がわかる(分類の起源は古代ギリシャ時代。動物も住所と氏名で戸籍登録されている;見方がかわる動物STORY パンダはクマ科?アライグマ科?パンダ科?グループ分けの決め手はどこにある?;分類の単位 分類名は動物の戸籍謄本。名前だけでどんな動物かがわかる ほか)
第3章 暮らしを読み解くおもしろ行動学(生態編 食物連鎖 「食う・食われる」関係が生物全体のバランスをつくっている;生態編 食事 2000万年かけて馬面に。食べ物で顔の形は変化する;生態編 食べ分け サバンナの動物は偏食家?1本の草をみんなで食べる ほか)
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
哺乳動物学者。1944年東京生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現・文部科学省)の国際生物計画(IBP)調査、環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加する。トウホクノウサギやニホンカワウソの生態、富士山の動物相、トガリネズミをはじめとする小形哺乳類の生態、行動などを調査している。上野動物園で動物解説員を務め、現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
メカ黒猫
ぼのまり
びぎR
しゅー