誰も知らない動物の見かた 動物行動学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816351570
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0045

内容説明

動物の進化の歴史、生態、仲間わけ(分類)、行動について、詳細なイラストや写真を使い、わかりやすく解説します。動物のユニークな形態や行動に隠れた意味がこの1冊で楽しみながら体系的に理解できます。行動学、動物学の基礎から、哺乳動物学者による「動物観察のコツ」まで紹介。

目次

第1章 進化と棲息地で生態が決まる(進化と環境が、動物たちの姿形、行動を決める;見方がかわる動物STORY ライオンとトラ、ヒョウとジャガー。大形ネコ類が同じ大陸にいないのは?;世界の動物地理区 現在、地球上の哺乳類は5000種。6つの動物地理区で暮らしている ほか)
第2章 「分類」がわかると全動物の特徴がわかる(分類の起源は古代ギリシャ時代。動物も住所と氏名で戸籍登録されている;見方がかわる動物STORY パンダはクマ科?アライグマ科?パンダ科?グループ分けの決め手はどこにある?;分類の単位 分類名は動物の戸籍謄本。名前だけでどんな動物かがわかる ほか)
第3章 暮らしを読み解くおもしろ行動学(生態編 食物連鎖 「食う・食われる」関係が生物全体のバランスをつくっている;生態編 食事 2000万年かけて馬面に。食べ物で顔の形は変化する;生態編 食べ分け サバンナの動物は偏食家?1本の草をみんなで食べる ほか)

著者等紹介

今泉忠明[イマイズミタダアキ]
哺乳動物学者。1944年東京生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現・文部科学省)の国際生物計画(IBP)調査、環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加する。トウホクノウサギやニホンカワウソの生態、富士山の動物相、トガリネズミをはじめとする小形哺乳類の生態、行動などを調査している。上野動物園で動物解説員を務め、現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

6
このシリーズにしては詳しく書いてます。2014/01/22

メカ黒猫

5
とにかく纏まっていなかった。情報処理レポート力に疑問。行動学であって生態学ではないという確固たる違いを感じなかった。情報不足で中途半端。飛び飛びで書きたい事だけ書いている。読みにくく、草案レベル。出版のレベルにはない。学生の課題としてもこれでは単位をあげられない。残念。 2013/08/06

ぼのまり

4
動物がなぜ今のような形に分類されているか?その生態や行動などを知るとなるほどと思ってしまいます。「図解」とあるだけに、イラストや写真が豊富で読んでいて飽きない1冊でした。2013/04/27

びぎR

3
様々な動物(主に哺乳類)の生態、分類、行動を図解を交えてわかりやすく解説する。いろいろなことが載っていて文字通り「雑学」って感じ。印象に残ったのは「人類登場=絶滅の時代」「ハイエナはイヌではなくネコに近い」「ニホンジカにおけるベルクマンの法則とアレンの法則」「ネコ科ではライオンだけがチームで狩りをする」など。2020/03/26

しゅー

3
イラストが多くて面白かった。 カモノハシのデタラメ加減が好き。 デタラメな様ですごい進化なんでしょうけどね。 平原の動物の争わない為の食生活すごいなぁー2018/03/25

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