内容説明
脳の構造と機能、感覚のしくみから、脳科学の最前線まで。
目次
第1部 脳のしくみ(脳とは何か;脳の機能)
第2部 脳と感覚(視覚のしくみ;聴覚のしくみ;嗅覚のしくみ;味覚のしくみ;体性感覚のしくみ)
第3部 脳と意識(感情;記憶;言語;発達)
第4部 脳と情報伝達(神経細胞のネットワーク;神経伝達物質の不思議)
第5部 脳と医療(脳の病気と障害;脳と健康)
著者等紹介
岩田誠[イワタマコト]
東京女子医科大学名誉教授。医学博士。1942年東京都生まれ。1967年東京大学医学部卒業。1972年パリ大学第6医学部サルペトリエール病院留学等を経て、1982年東京大学医学部助教授。1994年東京女子医科大学教授、2004年同大学医学部長、2008年より現職。日本を代表する神経内科医として、失語症や記憶障害の研究で著名なほか、文学や絵画、音楽など芸術への造詣の深さでも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じゃがたろう
1
授業用資料5。少し前の本なので、知識としてアップデートさせる必要はあるかもしれないが、視覚的にわかりやすい。コラムも充実。初学者から中・上級者まで対応。2021/07/31
姫ママ=^・ω・^=
1
こういうのが大好きな娘の誕生日プレゼント用に購入! 同シリーズの人体の本はすでに持ってるから取り敢えず、この本を確保!!2019/08/13
gondan
1
図がリアルでとてもわかりやすかったです。ただ、解剖学的な本は、みな一面的な断面図を多用するため、各器官や部位の概要がいまいちわかりずらい。自分ではこんな臓器かなあと思っていても実は違ってなんてこともありそうです。昔理科室にあったような人体模型が欲しくなります。(でも、人体模型はあったらあったで、夜トイレに行けなくなりそう)2012/01/30
ヨッシー
0
詳細が記されており、良いです。(^^)2016/01/27
伊勢田和良
0
「脳のすべてがわかる本」を読みました。 脳について最新の科学的成果を踏まえて豊富で詳しいカラー図を中心に書かれています。 脳の仕組み、感覚、意識、情報伝達、医療と、知りたいことの基本が網羅されています。 ジックリと1ヶ月かけて読みました。 脳研究の歴史などもエピソードとして多く紹介されています。 脳の神経細胞は、1200億個あります。 今では脳神経細胞は、独立しており先端のシナプス間で情報伝達していることは常識です。 かっては神経細胞は直接つながってネットワークをつくっている学説との対立が30年以上も2015/09/20