内容説明
自閉症、アスペルガー症候群、ADHD、LD…。発達障害のある子どもたちの特性を正しく理解し、やさしくサポートしよう。子どもの特性に合わせた家庭でのサポートのしかたについて、イラストを用いてきめ細かに解説。幼稚園、保育園、小学校などの教育の現場での支援法について、具体的なケース別に詳細に紹介。進学、就労に向けた支援についても解説。
目次
巻頭 早わかり発達障害(病気なの?;原因は育て方にある? ほか)
1章 発達障害を理解する(こんなところで困っている子どもたち;「ふつうの子」とどこが違うの? ほか)
2章 家庭での接し方・支援のしかた(「しかる」より「ほめる」;簡潔なことばで伝える ほか)
3章 学校や幼稚園・保育園での接し方・支援のしかた(許容範囲を認め、無理強いしない;集中しやすい環境づくりを ほか)
4章 社会と連携しながら支援を続ける(家庭・幼稚園・学校・行政―幼稚園選び、学校選びのポイント;幼稚園・学校―特別支援教育の体制を強化する ほか)
著者等紹介
榊原洋一[サカキハラヨウイチ]
1951年東京都生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部講師、東京大学医学部附属病院小児科医長を経て、お茶の水女子大学大学院教授。医学博士。発達神経学、神経生化学を専門とし、長年、発達障害児の医療に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へいほー
5
頭ではわかるけど……2016/04/20
gura
3
★★★★☆ 誰にでも分かりやすく書いてある。発達障害の各々の症状別に順序だって書かれてあって読みやすい。2014/02/26
つたじゅん
3
発達障害のこどもやボーダーのこどもに対して周りができることは、他の子供にとっても役に立つことが多い。わかりやすい指示や集中できる環境を心がけたり、得意なことを認め伸ばして行くこと、つまづきやすいところをあらかじめ把握しておくことが大事。2012/02/17
ari
2
母からもらった本。イラスト付きでとてもわかりやすい。このときあの子にこんな声かけをすればよかったのか!と正解はないが、アイデアをもらえる本。実際に子どもと関わることでもっともっと自分の中の引き出しを増やしていきたい。2021/02/12
ぷぅ
1
項目別に書かれていて、チェック項目もありわかりやすかった。対応方法は参考に。2019/05/16