内容説明
未来への希望を織り上げる、100篇の言葉。オールカラーのイラストと写真でつづった美しい詩集。
目次
恋は輝く心を育てる(僕はまるでちがって(黒田三郎)
はじまり(小池昌代) ほか)
仕事は明日と「わたし」をつくる(雨ニモマケズ(宮沢賢治)
素朴な琴(八木重吉) ほか)
いのちをつなぐ日々を重ねて(閑雅な食慾(萩原朔太郎)
新年の食卓(石垣りん) ほか)
ことばを旅してどこまでも行く(書物(西條八十)
水(新川和江) ほか)
著者等紹介
川口晴美[カワグチハルミ]
詩人。1962年、福井県小浜市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専攻卒業。詩のほか、コラムやエッセイ、書評を新聞・雑誌などに連載中。カルチャーセンターといくつかの大学で講師をつとめている。日本文芸家協会会員。「歴程」同人。最新詩集『半島の地図』(思潮社)で、第十回山本健吉文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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紫羊
3
「名詩の絵本」と同じように味わい、また懐かしみつつページを繰った。 若いころに恋していた立原道造の詩もあった。タゴールやロルカも、谷川俊太郎も。でも、私の一番はマックス・ジャコブの「地平線」だ。初めて読んだのは10代の頃。私の腕も誰かの地平線になるのだろうかと、乙女心を震わせたことなど、今は遠い昔・・・2013/08/23
作り笑いが下手すぎる
1
現代や近代、世界中の有名な詩を幅広くテーマに沿って集められていたので、詩に疎い私にとって非常にありがたい一冊でした。フルカラーのイラストや写真は見た目も美しく、詩のイメージが広がりやすかったです。2013/08/08
小夜風
1
【所蔵】瀬をはやみ岩にせかるゝ滝川のわれてもすゑにあはむとぞ思ふ 和歌や短歌も入ってます♪詩ってやっぱり素敵だな…♪2013/04/27
nao1
1
お気に入りの詩に付箋を貼っておくとさらに自分仕様に。 挿絵もレイアウトも良いし、小さいのにハードカバー。 詩集は小さいのがやっぱりいい。2012/08/08
eisyun
1
「素朴な琴」八木重吉 『この明るさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば 秋の美しさに耐えかねて 琴は静かに鳴りいだすだろう』 詩に惹かれるのは、言葉の「意味」と「音」が絶妙なバランスにあり、そのギリギリの緊張感が魅力的だからだろうか。 2012/04/01
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- 和書
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