内容説明
元官僚の著者だから書ける!教科書では教えない省庁の現場。公務員の仕事から、各省庁のしくみや仕事までをわかりやすく図解。短い時間で日本の政治やこれからの社会がわかる入門書です。
目次
第1章 ハトでもわかる省庁のイロハ
第2章 内閣のヒミツ―内閣府・内閣官房
第3章 お金の仕事―財務省・金融庁・日本銀行・会計検査院
第4章 国をつくり、守る仕事―国土交通省・防衛省
第5章 生活や教育の仕事―厚生労働省・文部科学省
第6章 農業や環境を守る仕事―農林水産省・環境省
第7章 日本を発展させる仕事―総務省・経済産業省
第8章 治安を守る仕事―法務省・警察庁
第9章 外交やロイヤルファミリーの仕事―外務省・宮内庁
著者等紹介
林雄介[ハヤシユウスケ]
作家・評論家(日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会員(国際ペン会員)、日本児童文学者協会会員)。元国家公務員(国家公務員1種試験採用)、法律、政令、省令、質問主意書、国会答弁、情報公開、行政不服審査等、官僚としての仕事を一通り体験。大学時代からの政治家との親交やマスコミとの交流で政界の裏も垣間見る。受験指導や就職指導で活躍。セラピスト(ストレスケア・アドバイザー)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
65
国会中継を見ていて大臣が答弁でのらりくらりだったりしどろもどろだったり。事前通告の質問の答弁を考えて作るのも官僚の仕事ということ、なにかとお騒がせの財務省の仕組みについても読んでみた。大臣の後ろで黒子よろしく教科書持ってのひそひそ話。大臣も裏方も意外と大変だ・・・・国会中継も第二音声は国会の仕組み解説や問題点の解説をわかりやすくやってもらうともっと政治に興味が湧くのかも。いや逆にわかってほしくないのもしれないように感じた^^ 図書館本2017/03/09
carl
13
小学校6年~中学1年位向きって感じ。上っ面は良くわかりました。(但し、時事ネタ古し)2019/06/18
かなずちラッコ
1
よくは分からない。2021/10/10
uchi
1
今さら聞けない的な情報がたくさんあって、大変勉強になりました。2020/01/26
The pen is mightier than the sword
1
この本では官僚の仕事や各省庁の仕事について説明されている。著者は元農林水産省の官僚だったこともあり、官僚の視点から説明されているところが多い。官僚批判に対しての説明が多いところはこの本の特徴である。私にとってこの本には内閣府と内閣官房についての説明はこれまで知らないところが多く役立った。内閣官房の組織は各省庁と異なり、内閣総理大臣、内閣官房長官・副長官に続く体制として、内閣危機管理監さらにそれに続く、内閣情報官、内閣広報官、内閣官房副長官補そして内閣総務官がある。全体像の把握には参考となる本である。1992017/01/03