内容説明
本書では、金型とその関連技術について、金型を用いた加工法、金属の性質、金型材料、金型設計、金型のつくり方、金型の技術向上、そして今後重要となる、マイクロ加工技術について解説しました。もちろん、具体的な工程を丁寧に図版で示したり、原子構造レベルの変化を拡大図で示したりすることで、専門的なことも、わかりやすく説明しています。
目次
1 ものづくりは金型づくり
2 金型を用いたものづくり
3 金属の特性を知る
4 さまざまな金型材料
5 金型設計の過程
6 金型のつくり方
7 これからの金型技術
8 プラスチックの成形
9 マイクロ・メゾ成形
著者等紹介
堂田邦明[ドウダクニアキ]
1947年富山県生まれ。富山大学大学院修士課程修了。工学博士(名古屋大学)。名古屋大学、岐阜大学で、教育・研究に従事。岐阜大学名誉教授。この間、ノースウェスタン大学(米国)や武漢工業大学(中国)などの客員教授を歴任。塑性加工、プロセストライボロジー、マイクロ加工等の研究に従事する。1997年に「生産加工におけるトライボロジーに関する国際会議」を設立し、多くの国際的活動にたずさわる。現在、名古屋工業大学教授、アメリカ機械学会フェロー、日本機械学会フェロー、日本塑性加工学会フェロー、NAMRI/SMEのディレクターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
てつや
2
図書館で借りた本。奥深い世界、ものづくりの原点2015/07/20
shigezou
1
昔、仕事で金型の設計+製作をしていたので、仕事を懐かしみがてら読んでみた。 基本的な旋盤・フライス盤から、放電加工や研磨も一通り網羅されていたので、加工原理の概略を知る上ではとても分かりやすい。金属だけでなく樹脂成型の説明があるのも◎。 アルミホイルの片側がザラザラなのは、製造上、2枚組で圧延する必要があるという雑学はこの本で知った。 金属内部の転位が移動することで金属は変形しているという説明は、大学の「金属材料」の講義を思い出して懐かしかった。2020/04/30
あーさー
0
なかなかに珍しい感のある、「金型」に特化した一冊。私は10年ぐらい町工場で働いていたので、つい手に取って読んでみましたが当時を思い出しました。。2025/02/06
黒とかげ
0
なかなか良い本だが、本当のノウハウは会社の外に出てこない。この本以上を学ぶならば金型の会社で働くしかないなぁ。基本だけを学ぶならばこの本で十分だが……。2022/03/10
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