名将に学ぶ世界の戦術

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816348228
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0031

内容説明

古今東西の戦いにおける偉大な指揮官たちの判断や行動を追体験することにより、戦いに勝つための原理や原則を具体的に理解できるようになっています。世界の戦史における勝敗の決定的瞬間を解明することを目的に、戦術の観点から戦いを解説。

目次

第1章 戦術とは何か(人間は「戦う存在」;戦略・戦術・戦法 ほか)
第2章 戦史に見る攻撃活動(遭遇戦における「先手必勝」―山崎の合戦;遭遇戦において両翼を包囲―摺上原の合戦 ほか)
第3章 戦史に見る防御行動(永久築城による防御1―ダラの戦い;永久築城による防御2―西南の役 熊本籠城 ほか)
第4章 戦史に見る後退行動・遅滞行動(複合行動)(領民を擁した状態での後退行動―長坂の戦い;敵の圧迫下での後退行動―ダンケルクの撤退 ほか)
第5章 戦史に見る奇襲・急襲・強襲(夜間における挺進奇襲攻撃―大原合戦(筑後川の戦い)
新兵器と新戦法による奇襲―ヘイスティングスの戦い ほか)

著者等紹介

家村和幸[イエムラカズユキ]
1961年神奈川県生まれ。防衛大学校(国際関係論専攻)卒業、日本兵法研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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徒花

127
うーん、微妙。国内、国外のさまざまな時代の戦いを、そこで使われた戦術をベースに図版と一緒に解説してくれるんだけど、意外とわかりにくい。図版自体はわりと軍隊の動きを細かく描写してるんだけど、文章とのズレが大きくて、今どこらへんの図版のことを説明しているのか、文章がわかりにくい。もうちょっと戦いの数は減らしてもいいから、それぞれの戦いについてじっくり解説してくれても良かったかも。2020/04/04

E

5
最近キングダムを読んでいるのだが戦術が気になってきて。歴史に疎い私でも理解できるか不安だったが、一つの戦いごとに図解で数ページに渡って説明されているのでまあ何とかなった。その戦いまでの流れなどが頭に入っているとより理解できたと思うけれど。現実には物凄い強い剣士などはあまりいず作戦や指揮に左右されるんやろなあ。戦術の面白さと共に多くの命が失われたことを知る。戦死者数も記載されていて損害と勝敗は別だと第1章で書かれているが、毎戦ごとにこれだけ亡くなっているのかと思うとやはり何とも言えない思い。2019/11/26

Mariyudu

3
ビジネスや生活の為の「戦略・戦術」ではなく、本来の意味でのそれを紐解いてみたいという欲求を持ってたんだけど、こんな本があったとは。豊富な合戦図に一見、分かり易そうな印象を抱くのだけど、本文をじっくり読んで図と照らし合わせる地味な作業を続けないと戦のイメージは容易に結像できない。それにしても、有史以来の争いで斃れた億万の人々を思うとこの時代のこの国に生まれたことが奇跡に思えてくるねぇ…2017/09/25

みそみそ

1
戦闘について目的から手段までの細分化をしたうえで、各戦いを解説しておりライトな読み物として非常に面白かった。当たり前だが目的がありそのための戦闘なので、そういう視点がかけていた参謀や軍がいるとどうにもならんなと改めて感じた。2023/12/19

残心

1
なかなか珍しい類の本。 世界の戦争の戦術を、具体的に図を用いて説明してくれている。 このように図解説明されると、臨場感を持って理解できるのでは? ただこの本は、国や時代なども関連なく続いているようで、個人的な感想だが、漫然と読むにはとても退屈な感じがする。 家に置いておき、辞書的に使うのが良いように思った。(ななめ読み)2017/07/30

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