目次
1 デッサンの準備
2 かたちをとる1(くだものや野菜など)
3 かたちをとる2(器物など)
4 立体感を出す
5 質感を出す、色を表現する
6 静物を描く
7 人物を描く
8 植物を描く、動物を描く
9 作家のデッサンと言葉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
26
素描、スケッチ、写生、ドローイング。「心惹かれるものを、好きなときに、自在に描きとどめられる描写力があれば、絵を描くのがぐっと楽しくなります」◉道具の準備、いろいろなタッチ、視点・姿勢の指南から、リンゴ、楕円、円柱などのかたちどり。コップ、ジョッキ、立方体。いろいろな質感、静物、人物、動植物まで。「決まった方法はありません。描けば描くほど、工夫も生まれますし、そのなかで、自分の世界ができていきます」◉最後に紹介される3人の「作家のことば」は、日々「自分の線」と向き合うひとの真摯な洞察があり興味深いです。2021/08/05
愛 飢男
20
how-to本って、やっぱり読むだけじゃなくて筆者の一語一句を噛み締めてこそ完読と言えるものと思います。そう言う意味では斜め読みかもね〜 飽きるほどデッサンをし筆者との出来映えの違いを発見する。そしてまた読みかえす。how-to本はリピートしてこそ買った価値が出て来ると認識してるがそれをやり遂げるのが難しい。2015/06/06
tenso_h(堀川てんそ)
6
何かを創る人達と居たい。そう思って数年美術教室に通っている。絵は熱心な義務教育指導の洗礼で、少しだけ書けるけれど。勉強も含めて、塾や習い事に通ったことがなかったので、新鮮な体験。色彩に沈み込んでいくような絵が描きたいと思っていたけれど。ここのところ鉛筆デッサンに拘っている自分が面白いなと。手を動かして、とにかくやってみて・・の後だと、こうした基本書の個性や普遍的に大事であろうところ、双方が面白い。動いて、学んで、また動いて・・。そんな繰り返しがいいな。人生もそうできればいいのに。 2015/02/17
ねき”
3
美術予備校に通っている間、何度も繰り返し読んだ。 全くデッサンを始めた事のない初心者にも分かりやすく、デッサンを始める為の道具準備から丁寧に紹介されている。 基本的な形を取るテクニックや立体感の出し方等が文字・参考絵と共に満遍なく解説されているのでまず困ることはないだろう。 最初の頃はとにかく読んでは実践を繰り返していた。 お陰か着実にデッサン技術が上達していったので、とても有り難いと感じている一冊。2013/09/10
Rie
3
最近家でデッサンをやってみてる。おそらく基本の基本からの本なのだけど、中学の美術以来絵を勉強したことのない身にはとても面白い。制作の過程も載っていて参考になる。読んで、描いてみてまた読んで。その繰り返しが楽しい。2017/07/02